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Ⅲ　Empress　／　3　女帝母なる女帝の教え：人を本当の意味で大切にしたいなら、まず自身を大切に。無条件の愛で、人に献身的に尽くすあなた。ついつい、自分自身を後回しにしていませんか？それって実は、自分のみたくない部分をみないために、人への親切に逃避してるなんてことない？家族、友人、恋人、職場の同僚…その人たちを大切に思うあなたの愛情深さは尊敬に値します。ですが、あなた自身もまた、同じように愛され大切にされるべき存在です。あなたを深く尊重し、自己の価値を認めることができるのは、他ならぬあなた自身なのです。潜在意識も身体も、他人からではなく、あなたからの見守り、慈しみ、賞賛、愛情を求めています。これらはあなたにとって最大の力となります。人を優先しすぎることが、実は相手にとって最善でない結果を招くことだってあるのです。限られた１日の時間の中で10分でもいいんです。まず自分自身を大切にする時間を確保しようとする意識を持つことから始めてみて。そうして、自身と人の両方を大切にする最適なバランスをみつけていきましょう。「子育て四訓」って知ってます？　　乳児は、肌身離さず　　幼児は、肌を離して手を離さず　　少年は、手を離して目を離さず　　青年は、目を離して心を離さず　人にも自分にも、根拠のない全くの放置は論外です。かと言って、過度な介入は、その人自身の成長のチャンスを奪うことにもつながりかねません。大切な人々も、あなたと同じように困難に立ち向かい、考え抜き、自らを高める力を持っていることを信じて、その力を尊重しましょう。子育てに限らず病気や介護など様々なライフステージにある、あなたの大切な