「君、アノレクシア(拒食症)だろ」と言われた時の話。
拒食症の人は病的な細さで「そうだ」と分かるといわれています。ある一定ラインを超すと身体のラインがギスギスして丸さがなくなり、体脂肪とともに筋肉量が減少するので、削げたような印象になるかと思います。
マンガやアニメの病人って、頬がコケて身体の厚みがなく薄っぺらく、骨すじを際立たせ、笑顔もどこか儚く描かれると思いますが、拒食症もそんな感じです。
そんな風貌の人が自分の細さを気にもせず、逆に披露するように、
棒のような脚をあらわにして歩いていたり、風に吹かれたら飛んでいってしまいそうな肩を露出して歩いていたら、やっぱり拒食症を疑ってしまいます。
そんな拒食症らしい人に遭遇する確率としたらそう高くないと思いますが、
見かけても、職場にいても、学校にいても、
大抵は、気にしつつもそっとしておくか、心配する言葉をかけるか、ぐらいでしょう。
なんだか触れてはいけないような、オブラートに包まないといけないような気にさせられる
それだけ、痩せてくる、痩せている、ということはセンシティブなことだということです。
私は過去に1度だけ、そのセンシティブなことをズバッと真正面から指摘されたことがありました。後にも先にもこの時だけのことで、今でもよく覚えています。
ちょっと恥ずかしさの混ざる話なのですが、まあ摂食障害を綴っている時点で、もう恥ずかしいとかよく分からなくなっているので、いいかなと思っているので書いていきたいと思います。
数年前のまだ結婚していた時のこと。
旦那さんが家にお金を入れないと言い出し、本当にお給料が銀行口座に入らない時がありました。
既に「なんで?」とか聞くようなことも無駄に思える
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