BCP対策にクラウドを活用しよう!
近年ITシステムの導入が進む中、BCP(事業継続計画)対策をクラウドで行う企業が増えています。クラウドサービスがビジネスツールとして便利であることはなんとなく分かっていても、BCP対策でどのように役立つのか具体的に知らないと、その有効性がイメージしづらいですよね。
今回は、コア業務を停止させずに事業継続のためのBCP対策の一つとして注目が集まっているクラウド化について解説します。
◆BCP対策をクラウドで行うメリット
1, データ消失のリスクが低くなる
BCP対策としてクラウド環境を利用すれば、重要なデータを消失するリスクが低くなり、災害後の事業継続や復旧が容易に行なえます。
データはサービスごとのデータセンターに保存され安全性を確保できるので、リスク回避として有効なだけでなく社外の離れた場所にバックアップされ、復旧が容易です。
2, リモートワークができる
クラウドを活用すると、従業員はリモートワークで仕事が続けやすくなります。
リモートワークは、BCP対策の目的とされる自然災害時・感染症流行時など緊急時の働き方としてマッチするためBCP対策との親和性が高く有効だと言われています。
3, 低コストで導入できる
自社でデータ保護のための設備を運用することに比べれば、低コストで導入できることが出来ます。
BCPは非常事態の対策になるため、費用対効果が見えにくく後手に回ってしまいがちですが、元々費用対効果が良いのであれば導入もしやすいです。
◆BCP対策をクラウドで行うデメリット
ではデメリットはどのようなことになるでしょうか?
1, インターネットがつながらないとクラウドにアクセ
0