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303.“たん”が絡むのはなぜ?色で体の状態が分かる?

・“たん”が絡むのはなぜ? 色で体の状態が分かる? 風邪をひいたときなどに、「たんが絡む」と感じた経験がある人は多いのではないでしょうか。なぜたんが絡むのでしょうか。たんの色で病気を判別することは可能なのでしょうか。医療法人社団三橋医院理事長で、医師の藤井崇博さんに聞きました。 ウイルス感染、喫煙などが原因 Q.そもそも、なぜたんが出るのでしょうか。また、たんが絡むときは、どのような病気の可能性がありますか。 藤井さん「たんは、気管にある細菌やウイルスなどの異物を排出するために気道から出される粘液です。つまり、たんが出されるということは、細菌やウイルスに対する体の防御反応が正常に機能していると言えるでしょう。たんの量が多い場合は、体が細菌やウイルスを体外に排出している状態だと考えられます。 細菌やウイルスを追い出すために重要なのが、気道の表面にある線毛です。線毛は細かい毛のような形をしており、粘液がキャッチした異物を押し出しています。その際にせきが出るのです。また、細菌やウイルスなどの異物以外にも、煙やほこりを吸い込めば、せきやたんが出ます。そのため、必ずしも『たんが出る=病気』というわけではありません。 たんが絡むのは、細菌やウイルスに感染したり、汚れた空気やほこりを吸い込んだりしたのが原因です。健康な状態でもたんは分泌されますが、通常は粘度が低く、サラサラしています。しかし、体に異物が侵入すると、それを押し出そうとするため粘り気が増して喉に絡むようになるのです。 また、線毛の運動機能が低下して、たんを押し出しにくくなることも原因です。たんの粘り気が強くなればなるほど、排出で
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