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組織能力とは何か、いかに高めるのか?

こんにちは!株式会社タカマサの青山です。今のような不確実性の高い時代には、環境の変化に自らを適応的に変化させることができる能力、「ダイナミック・ケイパビリティ」を高めることが、企業の持続と成長を可能にする戦略的優位性になると言われています。私は、それを経営が実践するための方法論が組織開発だと考えています。もともと日本企業は、長年にわたる外圧やさまざまな国際ルールへの対応力、高度経済成長を牽引したチームワーク力の高さなどから、ダイナミック・ケイパビリティのポテンシャルは高いと言われています。しかし、それがバブル経済崩壊後の「失われた30年」の間にかなり弱まってしまいました。さらに「サクセス・トラップ」に陥ったままの企業では、環境変化に適応した新たな経営とそれを支える組織のアップデートが進まなかったのです。ここでは、日本企業が強いと言われる「組織の持つダイナミック・ケイパビリティ」と、その基礎となる「組織」や「組織能力」とは何か、ということについて考えてみたいと思います。ダイナミックな組織の能力は「組織プロセスの働き」で決まるそもそも組織とは、個人ではできないことを構成メンバーそれぞれが持つ能力や知識、知恵を出し合って、チームワーク、協働で実現するためのシステムです。組織には、「個人の能力」をその総和以上の「組織の能力」に変えていく、たとえば1+1を3や4、5にしていくようなさまざまな機能が備わっています。この「組織の能力」を引き出す機能を果たしているのが、組織の中で働くさまざまなプロセスです。ある行動を一人で行なう場合と異なり、それを二人以上で協力して一緒に行なう場合、個人間では
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