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お電話の鑑定の最中や、テキスト版の鑑定のご感想などで、よく言っていただけるのが今日のタイトル「福寿さんすごい！」「当たってます。」「その通り」という言葉。その度に私は「いえいえ違うんですよ。」と訂正することになります。私がすごいのではありません。カードがすごいのです。私はシャッフルして、出たカードを見た瞬間に頭の中に聞こえてくるというか現れてくる言葉をタイプしたり、お話させていただいているだけです。ですから、最初にご相談いただいている時は、私の頭の中に勝手に「そんな状況ならお仕事辞めればいいのに～」とか思っている自分がいます。もちろん男女の恋愛関係の鑑定ではさらにいろいろな感想が頭の中にむくむくと出てきます。しかしこれはあくまでも私の感想です。カードは全く違うことを言って来たりします。そのカードを見た時に、またこれが勝手に言葉が出て来たり、頭の中に文章が出て来たりするのです。それはもう私の意志とは関係なく出てきますので、同じカードが出ていても出てくる言葉が違う時も多いように思います。なので、ご相談者の方から「福寿さんすごいです。」と言われたら、「いや～このカードすごいですね。」と一緒になってびっくりするしかないのです。なので、できればあまり大げさに「当たってる～」って言わないでくださいね。占いは当たっているとかいないとかじゃなくて「カードはそう言っていますが、あなたはどうしますか？」という問いだと思っていますので、その点をご理解いただけるとたいへんありがたいです。

2年ぶりにお申し込みをいただいたご相談者の方。「前回の鑑定が全部当たっていたので、今回もみてほしい。」ということでした。カードは現在のその方の立ち位置から未来を予測します。ですので、その立ち位置のままいらっしゃったのかもしれません。何か努力なさったとしても、その努力の方向性が間違っていたのかもしれません。とにかく当たっていたそうです。私は知りません。福寿は出ているカードの翻訳者ですので、出ているカードをサクサクと読んでいるだけで、ではそれがどのような意味を持つのかはあまり感知しないことにしています。でもとにかく当たっていたそうです。なのでまた来てくださった。今回のご相談はなるべく「今いい方向へ向けるためにできることは何か」をたくさん書かせていただきました。カードは「今の立ち位置からみた未来」です。ですからできること、いい方向へ向けるためのアドバイスによって少しでもいい方向へ向けることができるのです。その考えを変えて、いい行動をするのはご相談者の方になりますが。時には「もう何もするな」ということもあります。でも今回はご本人の意欲に合う感じで、いろいろできることをお伝えできたので良かったかなと思います。また2年後が（いいお知らせをいただけることを祈って）楽しみにしています。福寿