Excel花図鑑「ファレノプシス」
グラフィック・ツール:Microsoft Excel
「ファレノプシス」
・ラン科コチョウラン属
・学名:Phalaenopsis aphrodite
・別名:コチョウラン
・花言葉:
・原産地、自生地:東南アジア
・開花期:4~5月
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花びらの様子が蝶に似ていることから、日本では「胡蝶蘭」と呼ばれます。「ファレノプシス」には「蛾のような」という意味があります。
日本で蛾といえば、気味の悪い害虫というイメージがありますよね。ドイツなどでは蝶と蛾の明確な区別はないそうで、昼行性の蝶を「昼の蝶」、夜行性の蛾は「夜の蝶」と称するそうです。
そういえば、ドイツ生まれの作家ヘルマン・ヘッセの短編に「少年の日の思い出」という作品がありました。
物語の中では、主人公の少年が「珍しい蛾」の採取標本を友達の家から盗んでしまうという描写があります。その蛾とは「クジャクヤママユ」で、四枚の羽にそれぞれ蛇の目模様があります。4つの目でじっと見つめられているようで、あまり気持ちのいいものではありません。
わたし達日本人にはわからない魅力があるのかもしれませんね。
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