221.電池「処分時にセロハンテープ貼る」って本当?
・電池「処分時にセロハンテープ貼る」って本当? そのまま捨てたら危険? メーカーに聞く
使用済みの乾電池やボタン電池などの処分方法が分からないと感じた経験はないでしょうか。
SNS上では、「乾電池の捨て方が分からない」「ボタン電池の捨て方も広報してほしい」といった声が比較的多く上がる一方で、「電池はセロハンテープを貼って捨てている」という意見も寄せられています。
電池を処分するときは、必ずセロハンテープを貼らなければならないのでしょうか。もし貼らずに捨てた場合、どのようなリスクが生じる可能性があるのでしょうか。
パナソニック エナジー(大阪府守口市)エナジーデバイス事業部マーケティング部の藤本卓さんに聞きました。
発熱、破裂の恐れ
Q.まず、家庭向けの電池の種類について、教えてください。
藤本さん「次の4種類です。
(1)乾電池
アルカリ乾電池、マンガン乾電池、1.5Vリチウム乾電池
(2)リチウム一次電池
コイン形リチウム電池、円筒形リチウム電池
(3)ボタン形電池
アルカリボタン電池・酸化銀電池・空気亜鉛電池
(4)小型充電式電池
ニカド電池・ニッケル水素電池・リチウムイオン電池」
Q.リチウム一次電池の一種であるコイン形リチウム電池とボタン形電池は、何が違うのでしょうか。
藤本さん「どちらも腕時計や電子体温計などに使われますが、それぞれ電池の中の材料や性能が異なります。
コイン形リチウム電池は、正極(プラス極)に二酸化マンガンやフッ化黒鉛、負極(マイナス極)にリチウムをそれぞれ使用しており、電圧は3ボルトです。CRもしくはBRという品番が付いています(例CR2032、
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