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「吐けない過食症」と私が思う「リバウンド」について

過食症はごく一般的には、 大量に食べてそれを嘔吐する行為と言われています。 なぜそんな行為をするのかと本当に簡単に説明するのであれば、「太りたくない」ためです。 大量に食べてしまったという罪悪感はあれど、嘔吐すれば太ることを妨げることができます。 しかし、 この大量に食べることを妨げることができない過食症の人がいます。 「吐けない過食症」の人です。 食べっぱなしです。 しっかりと消化吸収されますので、当然体重は増えてしまいます。 吐けない過食症の人は恐らく下剤を大量に飲んで、上から吐けない分下から出すことで、食べたことを食べなかったことにしようと試みると思いますが、下剤の効果は大腸の蠕動運動を活発にするか、便の水分量を増やして柔らかくして排泄をスムーズにするだけなので、 栄養の消化吸収を担う小腸には影響はないために、エネルギーや脂質はしっかりと体内に吸収されてしまうと考えた方が良いでしょう。 (嘔吐する過食症の人も下剤を乱用する方は多いです。自分もそうでした。) そんな吐けない過食症の人は、吐くことができる過食症に比べ、体重は増えてしまうことが多いので、自分に対しての嫌悪感は嘔吐できる人の比ではないと思います。 私も嘔吐できなかった時があったので、嘔吐するコツを何となく掴むまで、 食べた後は本当にこの世の終わりというくらいの暗闇に突き落とされたような絶望感と、 自分の喉に手を突っ込んで胃に入ったドロドロの食べ物を掻き出してやりたい気持ちになりました。 「もー!ヤダー!吐けない!!」と喚き散らしたこともありました。 私が看護学校に通っていた今から20年以上前の話なのですが(中退し
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下剤による意識的なデトックスとリセット②

前回のブログの続きです。摂食障害で、食べて吐く頻度が多い人、下剤を常習的に使う人嘔吐で強制的に上から出して 下剤で強制的に下から出して 常に脱水傾向となります。 摂食障害さんが脱水傾向になると 唾液が出にくくなります。 唾液は水分によって作られるので、脱水状態では十分な唾液が作られず、口腔内環境が悪くなり虫歯や歯周病になりやすくなります。 また、唾液は唾液腺から排出されますが、 唾液を出そうと刺激された唾液腺は、その過剰な刺激と負担から腫れてしまいます。 嘔吐を頻繁に繰り返す摂食障害さんは、唾液腺が腫れるというのは本当です。 私が出会ってきた摂食障害さんで、お顔がふっくらしてるなという印象の方は結構な確率でいました。 下膨れのような、エラが張ったような輪郭になります。 身体は細いのにお顔はふっくらという感じなので、唾液腺の腫れをなんとかしたいと、リンパマッサージに通っている摂食障害さんもいました。私は基本的に週末過食で、頻度としてはそこまで多くない方でしたが、 それでも今思うと、なんだかボヤケたフェイスラインだったように感じます。 血液検査では、血中アミラーゼの値がやや高くなりました。 アミラーゼは膵臓から出る消化酵素と、唾液から出る消化酵素と2種類あります。 急性膵炎や慢性膵炎などで、膵臓の細胞が破壊されると、膵臓由来のアミラーゼが血中に増加します。 血中アミラーゼが高いからと医師にすすめられ腹部エコー検査をしましたが、結果は問題なし。 もしかしたらと思っていましたが、 唾液由来のアミラーゼの分泌増加だったようです。 血液採取のタイミングが吐いた翌日で、ちょうど唾液分泌に過剰
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下剤による意識的なデトックスとリセット

下剤乱用は過食症によくあることです。たいていは いっぱい食べてしまった後、太りたくないので、いち早く便を出そうと服用します。私も乱用とはいかずとも下剤を愛用していました。 私は週末、休みの日に過食することが多く、 平日は野菜中心のヘルシーな食事を食べていました。 野菜は食物繊維を含み便通を良くしますが、 便を作るには、そもそもかさが必要です。 ごはんやパンといった炭水化物を食べるとかさが増えやすく、便が形成されやすくなりますが、 ごはんやパンといった炭水化物はご存知の通り、糖質が多く含まれ太りやすいので避けていました。 そんな食生活だったので、常に便秘でした。 ピンク色の有名な下剤を愛用していましたが、常用性があるので、気が付けば1度に20錠くらい飲んでいたように思います。 私はサクッと吐けるタイプではなく、 1時間かけて過食したら、 1時間かけて吐くというくらい、 吐くことが上手ではありませんでした。 20年近く吐いてきたけど、 慣れて上手くなる、なんてことにはなりませんでした。 手には、専門用語で言う「吐きタコ(口の中に指を突っ込んで吐くので、手の甲に前歯が当たりタコになること)」が残るほど、吐くことと格闘して、何としてでも吐こうと指を喉奥深くまで入れるので、以前もブログに書きましたが咽頭部を傷付け出血して指が血だらけになったり、喉にどデカい血豆が出来て潰れて痛い思いをしたり、ちょっとヒヤヒヤするようなことになりました。 うまく吐けずに 自分を汚すチョコレートやクッキーが未だ、胃の中に入っているかと思うと気が狂いそうになりました。そんな過食後にも、下剤は必須アイテムに感じて
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