1045.便秘のときは「整腸剤」と「下剤」どちらを使えばいいの?
便秘のときは「整腸剤」と「下剤」どちらを使えばいいの?
薬剤師に聞く“使い分けのコツ”
おなかの調子が悪くなったり、便秘になったりしたときに頼りになるのが整腸薬のほか、便秘薬の一種である下剤です。ドラッグストアに行くとさまざまな製品が販売されていますが、整腸剤と下剤の違いがよく分からず困ったことはありませんか。整腸剤と下剤とでは、どのような違いがあるのでしょうか。両者を使い分ける際のポイントも含め、薬剤師の真部眞澄さんに教えていただきました。
すぐに便秘を解消したいときは下剤の服用を
Q.そもそも、整腸薬と下剤は何が違うのでしょうか。両者のメリット、デメリットも含めて、教えてください。
真部さん「整腸薬と下剤、どちらもおなかの調子を整えるものですが、目的や働きが異なります。
整腸薬は腸内細菌を整えて、下痢や便秘を改善する目的があります。働きとしては、腸の善玉菌を増やしたり、悪玉菌を減らしたりすることで自然に腸の調子を整えます。
メリットは、腸の調子を根本的に整えられることです。また、副作用が少ないので長期間服用できます。便秘と下痢両方に効くのもメリットです。デメリットは、即効性がないことや人によって合う整腸剤が異なること、劇的な効果が得られにくいことが挙げられます。
下剤は腸にたまった便を排出させて、便秘を解消する目的があります。働きとしては、腸を刺激して排便しやすくしたり、便の量を増やしたり、便の水分量を増やして便を柔らかくして排便しやすくしたりします。
メリットは便秘に関して即効性があるものが多いこと、一時的な便秘に効果があることです。デメリットは、過剰使用で下痢な
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