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73 一本締め、三本締め…仕事納め&忘年会で「手締め」行うワケ

一本締め、三本締め…仕事納め&忘年会で「手締め」行うワケ  職場の仕事納めや忘年会の最後に、会社の幹部が音頭を取って行うことがあるのが、「一本締め」「三本締め」などの「手締め」です。ネット上では、「上司が言うから何となくやっているけど、なぜやるのか分からない」「周囲の目が気になって恥ずかしい」などの声もあります。手締めとは、どのようなものなのか、日本礼法家元で、令和椿和文化協会会長の椿武愛子(つばき・むつこ)さんに聞きました。 人々の結束を深める手段 Q.そもそも、「手締め」とは何ですか。 椿さん「物事の決着や成就を祝い、関係者がそろって掛け声とともに手拍子を打つことで、『手打ち』とも言います。手拍子の前の掛け声は、『イヨーオ』と言うのが一般的です。イヨーオは、『祝おう』が転じたものとされています」 Q.行われ始めた背景は。 椿さん「ルーツは古く、『古事記』に、大国主命(おおくにぬしのみこと)が国譲りを行う際、『拍手を打って国譲りを承諾した』という記述が出てきますが、この『承諾して柏手を打った』ことが転じて『うまく物事がまとまって手を打った』という意味で、手締めが行われるようになったと考えられています。つまり、物事が落着することにつながり、『拍手を打つ→手を打つ→手締め』へと変わってきました。現代でも、『手を打つ』というのは決着をつけるという意味で使われています」 Q.手締めの代表的なものに「一本締め」「一丁締め」「三本締め」があります。それぞれ、どのような手締めですか。 椿さん「一本締めは、拍数の『シャシャシャン シャシャシャン シャシャシャン シャン』と、3回の拍が3セット
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