少し小学生の頃の家庭科を思い出してみてください。
食べ物を3つのグループに分けていたことを思い出せますか?
赤色のグループ、黄色のグループ、緑色のグループ。
この3つの色は食べ物そのものの色のことではないので戸惑っていた方もいるかもしれませんね。
それぞれの食べ物が私たちの体の中でどのような働きをしてくれるかといった基準でグループ分けしたものです。
野菜はこのグループ分けで緑のグループに入ります。
この緑のグループの食べ物には「主に体の調子を整えるもとになる」という意味があります。
こんな働きがあるならしっかり食べないといけませんね。
と、ここで突然のクイズです。
生野菜サラダ一人分で何グラムぐらいになるのでしょうか?
⓵30gくらい ⓶70gくらい ③150gくらい
答えはこの記事の最後に。
ちなみに一般的に必要とされている野菜の量は1日に350gです。
野菜を効率よくたくさん摂るためにはコツがあります。
それは火を通してカサを減らすことです。
茹でたり煮たり炒めたりすることでカサが減って食べやすくなります。
なら、「生野菜サラダとか生で食べるのはダメなの?」という疑問も生まれそうですね。
でも、生のまま食べることにもメリットはあるんです。
火を通した時と比べて生のまま食べることでカサが増えます。
その分早くお腹がいっぱいになって食べ過ぎ防止につながります。
野菜以外の他の食材にも当てはまることですが、煮る、茹でる、蒸す、焼く、炒める、揚げる、生などいろいろな調理法を工夫して組み合わせることで効率的に摂れる栄養素も違ってきます。
どのような食べ方が向いているのかをケースバイケースで考えて料理に活かすことができれば料理のスキルも上がりそうですね。
ぜひいろいろな野菜を食べてみてください‼
クイズの答え:⓶70gくらい