【ACCESS VBA】ACCESSよ。だからお前は嫌われるのさ

YouTubeでも紹介しています。是非ご覧ください。

ACCESSは不人気ですよね。

なぜなら、融通がきかないからです。

しかし、蓼（たで）食う虫も好き好きといったものです。

ACCESSよ。だからお前は嫌われるのさ

こんにちは。伊川です。

先日は、ライブをやりました。

多分、ACCESSが好きな人が集まったのだと思います。

ACCESSは、好き好きなのですが、総じて、ACCESSを理解すると面白いと言います。

つまり、嫌いではなく、毛嫌いなんでしょうね。

しかし、取っ付き難いツールであることは確かですね。

なので、今回は、Excelと、少し比較しながら検討しましょう。

このブログはこんな人にお勧め

ACCESSで挫折をした人

ACCESSを、少しは、利用したいと思っている人

ACCESSを難しいと思っている人

このブログを、読み終わるころには・・・・

今回は、そんなに新しいことはしません。

以前の動画で紹介した内容になります。

ACCESSを毛嫌いしている人は、はっきり言いますが、システム作成側に問題があります。

ここを少し、意識したほうが良いです。

あなたが作成するシステムを操作するのは、同僚ではありません。

お客様なのです。

【ACCESS　クエリ】Power Query Power Pivotなんて使わない

ACCESSのクセを楽しむ

ACCESSは、難しいのではありません。

主に小細工が必要なのです。

特に、ループなどを利用するに当たり、本当に面倒なんです。

しかし、結構ループが決まったりすると感動です。

ACCESSのクセを楽しむ　作業手順　その1　　Excelのループ編

Excelの普通のループのコードです。

今回は、セルA1～セルA6が空欄だったら、上から順に入力をしたいとします。

一気にはしません。

その時は、このようなコードを記載します。

ACCESSのクセを楽しむ　作業手順　その2　ACCESSのループ

別フォームの値を、メインのフォームへ転記します。

その時のルールですが、

類題_1から、順に転記をしたいと思います。

この時は、Excelのようにはいきません。

最初に、細工が必要となります。

【ACCESS　概念編】データベースから、呼び出すということは？

また、Excelのループに関しては、cells(I,1)=””とこのように記載しました。

しかし、ACCESSの場合は、Nullの判定も必要です。

この辺の判定が、ACCESSは、シビアですね。

ACCESSのクセを楽しむ　作業手順　その3　主キーを打ち込む面倒

主キーというのは便利です。

主キーは、

重複がない

空白がない

この主キーに紐づいて、データベースは作動していると言っても過言ではありません。

主キーには、必ず、一定の法則があります。

また、数字だけの組み合わせも、主キーには適していません。

だから普通は、文字、数字、ハイフン等を組合わせます。

H23A0401

これは、平成23年午前中第4問の肢の1を表しています。

Aが午前中、Bなら午後としています。

このH23A0401を検索窓に打ち込むのは、面倒と思いませんか？

数字だけならテンキーで入力すればいいですが、途中に文字を含んでいると、入力がとても面倒なんです。

だから、ACCESS自体を毛嫌いするかもしれません。

【ACCESS VBA】ACCESSで、For～Nextを利用するとも、細工が大切

ACCESSのクセを楽しむ　作業手順　その4　フォームで主キーを作成する

PCに慣れていない人は、文字を打ち込むことでも面倒です。

その場合は、クリックのみで完結させます。

因みに、H23A0401の類題は、平成20年午前中第24問の肢の3が類題ですといわれても、

瞬時に、H20A02403と打ち込むことはできないでしょうね。

このような、非連結の主キー作成フォームを作成します。

後は、このフォーム上の合体というとこまで、フォームに細工をしておきます。

このフォームの流れですが、4つのフォーム、次々の起動して、閉じるを繰り返します。

この部分は、動画で確認してください。

私は、単独のフォームを作成しましたが、サブフォームでもいいかもしれません。

こんな感じになります。

クリックのみで完結するので、PC操作が苦手な人でも大丈夫です。

【ACCESS　概念編】データベースを作成するには？

ACCESSのクセを楽しむ　作業手順　その5　ここからが、ACCESSの本領発揮

ここで、主キーが完成しました。

先ほどのコードを利用して、メインフォームの類題_1に書き込みます。

ここでですが、類題と言われたら、その類題を確認したくなります。

そうすると、メインフォームを検索します。

検索が完了しました。

ここでも、もう1つ細工をします。

問題H23A0403のデータに、H23A0401のデータを書き込みます。

問題が、類題という外部キーで、つながりました。

後は、クエリで調理をすればいいということです。

ここがポイント

今回は、だから、お前は嫌われるという題名で、ACCESSを紹介しました。

しかし、細工をしておけば、ACCESSでも、普通にループも使えます。

ACCESSは、ACCESSが好きな人が作らなければ、他人に愛されません。

その愛される秘訣は、クリックのみで完了することですね。

まとめ

結構単純な作業ですが、Excelでやると、とても面倒ですね。

その面倒なExcelで、面倒なコードを記載しています。

ACCESSの知識が少しあれば、本当に楽になります。