2026年10月、ホームページを動かすプログラム「PHP」に重大なセキュリティ上の問題が発表されました。
これをきっかけに、WordPressやサーバーの更新状況が気になった方もいるのではないでしょうか。
今回の問題に限らず、ホームページには定期的な点検が必要なんですよね。
何年も更新されていないプラグイン
作日、別件である企業のホームページを確認する機会がありました。
サイトを調べるなかで気になったのが、WordPressのSEO対策用プラグイン「All in One SEO」のバージョン情報です。
確認できたのは「4.2.8」という古いバージョン。
このバージョンには、2023年に公表された既知の脆弱性が存在します。
具体的には、一定の権限を持つアカウントなどを悪用し、不正なスクリプトを埋め込まれる可能性がある問題です。
もちろん、外部から確認できる情報だけで、実際に被害が発生していると判断することはできません。
しかし、古いプラグインが残っている可能性があるなら、ほかの部分も含めて点検する必要があります。
ホームページは、作ったら終わりではありません
中小企業のホームページでは、次のようなことが珍しくありません。
- 制作会社に任せたまま、更新状況を把握していない
- 管理画面に何年もログインしていない
- PHPやWordPressのバージョンがわからない
- 更新すると壊れそうなので、そのままにしている
- 使っていないテーマやプラグインが残っている
ホームページが普通に表示されていても、内部の管理が適切に行われているとは限りません。
必要なのは、ホームページの棚卸し
私は、ホームページも会社の設備や備品と同じように、定期的な棚卸しが必要だと考えています。
特に確認したいのは、PHP、WordPress本体、テーマ、プラグイン、バックアップ、そして更新後の動作状況です。
更新作業は、単に「更新ボタンを押す」ことではありません。
古いテーマやプラグインとの相性によっては、表示が崩れたり、お問い合わせフォームが正常に動かなくなったりすることがあります。
そのため、事前にバックアップを取り、必要な更新を行い、更新後に問題がないことを確認するところまでが大切です。
まずは現在の状態を知ることから
2026年10月のPHPの問題は、ホームページ管理を見直すきっかけになりました。
しかし、本当に大切なのは、一度だけ更新することではなく、今後も適切に管理できる状態にすることです。
「最後に更新したのがいつかわからない」
「制作してもらった会社と連絡が取れない」
「更新したいけれど、壊れるのが怖い」
そのような場合は、一度ホームページの状態を確認してみてください。
私もココナラで、WordPress・PHPの更新や動作確認などのサポートを行っています。
ホームページを長く安心して使うために、まずは管理状況の確認から始めてみてはいかがでしょうか。