キャッチコピー1本ですべては終わらない

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ビジネス・マーケティング
コピーライターになろうと思ったきっかけは、
地方自治体の林野火災予防標語で
知事賞を中学生にもらった経験が一番最初です。
「みんなの木 みんなで守ろう 火災から」ってゆう。
それから、大学生になってお小遣い稼ぎにと、
標語、川柳、エッセー、キャッチコピー、ビジネスコンテストなど
文章と発想力で勝負できそうなものにトライし続けたら、
結果はよかったので、
就職もコピーライターになろうと決めました。

今思えば、出版社なんかも受けとけばと思いますが、
会社って他人に合わせなきゃいけなかったり、
その慣習ってほんとに効率的とか疑問が出て、
組織人としては、自分は合わないと自覚できたのは、
何社も渡り歩いてきてよかったなと思っています。
地方に帰ってくると、クリエイティブとか、
個人に仕事を依頼するとかはほぼないので、
無理せず働ける会社で労働しつつ、
主にネット経由でコピーライターの
仕事を続けられているのはいいことだと思っています。

さて、前段が長くなりましたが、
コピーライターとはキャッチコピー書きでも、
ネーミング書きでもなく、
文章や企画を発案したり、取りまとめて、
コミュニケーションの最適化を図る人物なのだということを
書こうと思っていました。

ココナラ経由では
もっぱら、キャッチコピー考案の仕事をいただくことが多いのですが
いくらイイキャッチコピーを考えたところで、
それが人の目に触れなければ意味はないのです。
媒体(紙なのか、ネットなのか)も選定しなきゃなりません。

言うなれば、行動してもらうか、話題になるか、
結果を伴う成果を生むのがプロの仕事です。
必ずしも担保できないですけれど。
というわけで、コピーライターでも、
デザイナーでも、プランナーでも、営業でも
社長でもいいんですが、総括的に全体を見渡せるリーダー、
クリエイティブディレクターなんて言ったりもしますが、
そういう多角的な面で見れる力が
コピーライターには必要だと考えています。
キャッチコピーだけで仕事は完結しないんです。

それは、人間のあらゆるコミュニケーションでもだいじなことだと思います。
男と女の話をすると、今の時代、過敏な反応がありますが、
こどもをつくるという話に限った時(性別問わず、同性間でも恋愛はできます)、少なくても2022年12月13日現在、同性間ではお互いのDNAを組み合わせて、こどもをつくることはできません。

最近、ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャンのアニメで
かたつむりが出てきて、かたつむりは雌雄同体、自分のDNAを相手と交換し、
増えていくというエピソードを見かけ、
これが人間に応用できたら、
人間の愛のかたちも変わるのかもと妄想しました。
経済的な負担という別の問題はありますけれど。

木を見て森を見ずということわざがあるように、
1点よりも全体を見て、どうゴールにたどり着くか。
そういう視点が、最大限の効果を発揮するために必要だと思っています。

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