Web業界20年以上いて、いちばん多いと感じる「ホームページの勘違い」|作れば人が来る、ではなかった

Web業界20年以上いて、いちばん多いと感じる「ホームページの勘違い」|作れば人が来る、ではなかった

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ビジネス・マーケティング
Webの仕事に携わって20年以上になります。
その間、たくさんのホームページの相談を受けてきました。

業種も規模もさまざまですが、相談の根っこには、ある共通の勘違いがあると感じています。
それは、「ホームページを作れば、お客様が来てくれる」という思い込みです。

■作っただけでは、見つけてもらえない


ホームページは、お店でいえば、地図に載っていない場所に建てた建物のようなものです。
どれだけ立派に作っても、場所を知らなければ、誰も来ることができません。

見つけてもらうには、検索、地図、SNS、紹介、チラシなど、人を連れてくる道を作る必要があります。
そして、その道はたいてい、作ったあとに少しずつ育てていくものです。

■見つけてもらえても、選んでもらえるとは限らない


もう一つ、よく見かけるのが、見に来た人が何も決められずに帰ってしまうホームページです。

・何をしてくれる会社なのか、最初の画面で分からない
・料金の目安がない
・頼んだらどうなるのか、流れが分からない
・ほかの会社との違いが分からない

見に来た人は、何社かを見比べています。
迷わせてしまうと、それだけでほかの会社に移ってしまいます。

■見た目を新しくすれば解決する、でもなかった


「問い合わせが来ないので、デザインを新しくしたい」
こうしたご相談もよくいただきます。

もちろん、古いデザインが妨げになっていることもあります。
ただ、多くの場合、問い合わせが来ない理由は見た目よりも中身にあります。
誰に向けて、何を約束し、どう頼めばいいのか。
そこが伝わっていなければ、見た目を新しくしても結果はあまり変わりません。

■私が最初に見るところ


ご相談をいただいたとき、私はまず次の3つを見ます。

1. 最初の画面で、誰向けの何のサービスかが伝わるか
2. 料金や流れなど、頼む前の不安に答えているか
3. 見に来た人を、どこから連れてきているか

この3つのどこかが欠けていることが、ほとんどです。
逆に言えば、この3つを順番に整えていくだけで、ホームページは少しずつ働くようになります。

■自分で確かめるチェックリスト


・最初の画面だけで、誰向けの何のサービスか分かる
・料金の目安と、頼んでからの流れが書いてある
・ほかの会社との違いが、具体的に書いてある
・見に来た人を連れてくる道(検索、地図、SNS、紹介)が1つ以上ある
・作ったあとに、誰が何を更新するか決まっている

■よくある質問


Q. ホームページは、作ったらそれで終わりではないのですか?
A. 作ったときが出発点です。お客様の反応を見ながら、中身を足したり直したりしていくことで、少しずつ働くようになります。

Q. 何から直せばいいか分かりません。
A. まずは最初の画面に、誰向けの何のサービスかを1〜2文で書くところから始めてみてください。それだけでも、見に来た人の反応が変わることがあります。

Q. 小さな会社でも、ホームページで集客できますか?
A. できます。むしろ、地域や得意な分野を絞っている小さな会社ほど、伝え方を整えることで選ばれやすくなります。

Q. 検索で上位に出れば、問い合わせは増えますか?
A. 見に来る人は増えますが、ページの中身が整っていなければ問い合わせにはつながりません。見つけてもらうことと、選んでもらうことは、セットで考えましょう。

Q. 自分のサイトを、客観的に見てもらうことはできますか?
A. 作った本人は、どうしても内側から見てしまいます。第三者に、お客様の目で見てもらうのがおすすめです。

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