これからFXを学ぶ方へ。「AIを使っている講師」の9割は、実は薄っぺらいという話

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こんにちは、猫飼いです。

ここ1〜2年で、「AIを使ってトレードを教えます」という講師や塾が、驚くほど増えました。40代、50代になってから資産形成を考え始めた方にとっては、「AIまで使っているなら、きっと最先端で信頼できるんだろう」と感じるかもしれません。

ですが、正直にお伝えします。世の中の「AIトレード講師」の多くは、かなり薄っぺらいです。

自称「AIを使っている」の、2つの残念なパターン


私がこれまで見てきた「AI活用」を謳う講師には、大きく2つのパターンがあります。

1つ目は、AIに自動売買のプログラム(EA)を書かせただけのパターンです。コードが動けば「AI開発」と名乗れてしまいますが、それは単なる作業の外注であって、トレードの本質的な判断力とは、あまり関係がありません。

2つ目は、ChatGPTやGeminiに「今日のドル円はどうですか?」と聞いて、その答えをそのまま生徒に見せているパターンです。これは、AIに"表面的に聞いている"だけで、その答えが本当に正しいのか、経験豊富な人間の判断とどちらが優れているのかを、誰も検証していません。

どちらも、私に言わせれば「本当の意味での人工知能の使い方」ではありません。

私たちがやっているのは「チューリングテスト」です


私たちの塾では、AIのプロンプト(指示文)をアップデートし続ける過程で、必ず「チューリングテスト」を行っています。

チューリングテストとは、もともとは「対話している相手が人間なのかAIなのか、区別がつくかどうか」を判定する古典的な実験です。私たちはこの考え方を応用し、AIが出した分析や判断を、経験豊富な人間トレーダーの判断と、常に照らし合わせています。

「このAIの答えは、本当にベテラントレーダーと同じレベルか、それとも見劣りするか」
「どこで人間の経験や勘が、まだAIに勝っているか」

これを地道に繰り返しながら、AIに渡すプロンプトを磨き上げると同時に、私たち自身のFXのノウハウそのものも、常にアップデートし続けています。私の知る限り、日本のFX塾で、ここまでやっているところは多くありません。

最も大切なのは「オフライン」でチューリングを行うこと


ここが今日、一番お伝えしたいポイントです。

私たちは、AIにひたすら質問し、大量のアウトプットを出させます。ですが、その答えが「合格か不合格か」を判断する基準そのものは、絶対にAIには見せません。入力もしません。

判定はすべて、私たちの頭の中と、紙やオフラインのメモの中だけで完結させています。

なぜここまで徹底するのか。もし判定の基準までAIに教えてしまえば、私たちが長年かけて培ってきた「良い判断とは何か」という一番大切なノウハウそのものを、AI側に渡してしまうことになるからです。AIに賢く"聞く"ことと、AIに"教えてしまう"ことは、まったく別の話です。この境界線を守れていない講師が、驚くほど多いのが実情です。

中高年の方にこそ、知っておいてほしいこと


「AIが全部やってくれる時代だから、人間の経験なんて古い」という空気を、最近よく感じます。

ですが、実際にAIとベテラントレーダーの判断を毎日突き合わせている私の実感としては、まだまだ人間の経験や勘が優位な場面は、たくさんあります。長年の相場観、痛い思いをして身につけた損切りの感覚、こうしたものは簡単にはAIに置き換わりません。

これから初めてFXを学ぶ方にとって大切なのは、「AIを使っているかどうか」ではなく、「その講師が、AIと人間の実力を、本気で比較・検証し続けているかどうか」だと、私は思っています。表面的にAIを使っているだけの講師と、地道な検証を積み重ねている講師では、教えている内容の深さがまったく違います。

もしこれから講師や塾を選ぶ機会があれば、「AIをどう使っていますか?」だけでなく、「その判断は、どうやって検証していますか?」と聞いてみてください。その答えの深さで、本物かどうかが、ある程度見えてくるはずです。

私たちの塾でも、この「オフラインでのチューリングテスト」を軸に、AIプロンプトとFXのノウハウの両方を、日々アップデートし続けています。興味を持っていただけたら、まずは無料のコンテンツから覗いてみてください。
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