「今は仕事が忙しいから、予定が分かったら連絡するね」
そう言われて、彼からの連絡を待っている。
こちらから会いたいと伝えても、「落ち着いたらね」「また分かったら連絡する」と言われるだけで、具体的な日程は決まりません。
ところが、彼との会話やSNSから、来月は友達と旅行へ行くことが分かった。
自分との予定は決められないのに、友達との旅行は決まっている。
このようなご相談なら、私は彼の状況を「仕事が忙しいだけだから、もう少し待てば大丈夫です」だけでは片づけません。
友達との旅行が決まっていることだけで、脈なしとも判断しません。
ただし、今見るべきなのは、彼に予定を入れる時間があるかどうかではなく、あなたとの予定を具体的にするために、彼自身が動いているかどうかです。
忙しいのに、どうして友達との予定は決められるのか
「仕事が忙しい」と聞けば、会えないのも仕方がないと思うでしょう。
彼を困らせたくない。
重いと思われたくない。
仕事を理解できない人にもなりたくない。
だから、本当は寂しくても「落ち着くまで待とう」と自分に言い聞かせることがあります。
しかし、その一方で友達との旅行が決まっていると、
「忙しいというのは、私に会わないための言い訳だったの?」
「友達には予定を空けられるのに、私は後回しなの?」
「私だけが、この関係を大切に思っているのかな」
という不安が生まれます。
ここで私は、忙しいという言葉が本当か嘘かだけを問題にはしません。
予定を立てられる状況が一部にあるのなら、確認したいのは、彼が限られた時間や労力をどこへ使おうとしているかです。
本当に怖いのは、会えないことだけではありません
表面上では、「次はいつ会えるのか知りたい」という悩みに見えます。
けれど、その一段下には、
私は彼にとって、予定を作ってでも会いたい相手なのだろうか
という怖さが隠れていることがあります。
友達との旅行そのものが嫌なのではありません。
彼にも友人関係や自分の時間が必要だと分かっている。
それでも、自分との予定だけが何度聞いても曖昧なままなら、「私は大切にされている」と信じる材料が少なくなってしまいます。
欲しかったのは、長時間のデートや特別な旅行ではなく、
「今月は難しいけれど、来月なら会えそう」
「仕事の予定が分かる日に、こちらから連絡する」
という、関係を止めたままにしない言葉や行動だったのではないでしょうか。
男性側から見ると、友達との旅行には別の事情もあります
男性側から見ると、友達との旅行と恋人や気になる相手との予定は、同じ条件で決めているとは限りません。
たとえば、
- 旅行は友達が計画し、彼は誘いに応じただけ
- 予約期限があるため、早く日程を決める必要があった
- 大人数なので、彼個人の仕事予定に合わせていない
- 以前から決まっていた予定だった
- あなたとはゆっくり会いたいため、中途半端な日を提案したくない
という可能性もあります。
そのため、友達との旅行が決まっているという一つの事実だけで、「あなたより友達の方が大切」とは断定できません。
ただし、ここで別の可能性を並べて終わらせるつもりもありません。
彼に悪意がなかったとしても、あなたとの予定だけが繰り返し曖昧になり、代わりの提案もないのなら、現在の彼はこの関係を具体的に進めるための行動を十分に取っていないと私は判断します。
「会いたい気持ち」と「予定を作ること」は分けて見ます
彼の中に好意があっても、関係を進めるために自分から動くとは限りません。
会えば楽しいと思っている。
連絡が来ればうれしい。
関係を切りたいわけでもない。
それでも、仕事や友人、自分の時間を調整してまで、あなたとの予定を具体的にするところまでは気持ちが向いていない場合があります。
反対に、本当に仕事の見通しが立たず、今は具体的な日を決められない人もいるでしょう。
この二つを見分けるために、私は「忙しい」という言葉だけではなく、その後の行動を見ます。
私は、彼のこの行動を確認します
彼の気持ちを考えるときは、次の点を確認してみてください。
- 会えないとき、彼から代わりの日や時期が示されるか
- 「来月になったら」など、見通しだけでも伝えようとするか
- 仕事の予定が分かったあと、彼から話を戻してくるか
- あなたの都合や希望も確認しようとするか
- 友達との予定は決めるのに、あなたとの予定だけが繰り返し曖昧になっていないか
- 会いたいと伝えたとき、話をそらさず答えようとするか
大切なのは、すぐに会えるかどうかだけではありません。
今すぐ日程を決められなくても、関係を続けたい人なら、完全に話を止めず、何らかの形で次へつなごうとすることがあります。
「予定が分かったら連絡する」と言ったあと、本当に彼から連絡が来るのか。
私はここを見ます。
今回、私ならどう判断するか
友達との旅行が一度決まっていたという事実だけでは、彼に気持ちがないとは判断しません。
しかし、あなたとの予定だけが何度も保留になり、彼から代替案や連絡がない状態なら、私は「忙しいだけ」と楽観視しません。
現時点で問題なのは、彼に好意があるかどうかだけではありません。
彼が、あなたとの関係へ具体的に参加しているかどうかです。
好意が残っていたとしても、関係を進めるための行動がほとんどないなら、今のあなたが感じている寂しさや不安は、考えすぎだけで生まれたものではありません。
今の次の一手
彼を試すために突然連絡をやめたり、友達との旅行を責めたりする必要はありません。
まずは一度、具体的で答えやすい形で確認してみる方法があります。
たとえば、
「今月は難しそうかな。来月なら会えそうな時期はある?」
「まだ予定が分からなければ、いつ頃分かりそうかだけ教えてもらえる?」
と伝えます。
ここで見るのは、希望どおりの日に会えるかどうかだけではありません。
彼が質問に答えようとするか。
難しい場合に代わりの案を出すか。
一度保留にした話を、自分から再び取り上げるか。
それを確認してください。
一度尋ねても曖昧な返事だけで終わり、その後も彼から何も動かないのであれば、何度もこちらから予定を作ろうとする前に、相手の行動を見る時間を置くことを私は第一候補にします。
未来を断定することはできません。
それでも、今ある言葉と行動から、何を楽観視せずに見るべきかは整理できます。
未来は断定しない。鑑定結果は曖昧にしない。
私は、カードから読める彼の気持ちと、現実で確認できている彼の行動を分けたうえで、「今回のカードなら、私はこう読みます」と結論をお伝えします。
自分の場合を整理したい方へ
「忙しいと言われたけれど、本当に待っていてよいのか」
「気持ちはあるのか、それとも私だけが関係を続けようとしているのか」
彼の一つの言動について、カードから読める結論と、現実で確認すべきことを分けて整理したい方へ、1テーマ・1質問の文章鑑定をご用意しています。