気になる人はいる。職場ではよく話すし、二人で食事をしたこともある。LINEを送れば返信も来る。
でも、付き合っているわけではない。
占いのサービスを開いて「お二人の現在の関係を教えてください」という項目を見ると、何と書けばよいのか分からなくなる。
「ただの同僚です」「友達だと思います」
そう書いてしまうと、自分が感じてきたものまで、何もなかったことになるような気がする。反対に「特別な関係です」と書くほどの確信もない。
そんな迷いから、
「付き合ってもいない相手のことで、こんなに悩んで相談してもよいのだろうか」
と、依頼をためらう方もいらっしゃると思います。
けれど、恋人ではないからといって、その悩みが小さいとは限りません。
むしろ関係に名前がついていないからこそ、相手の言葉や態度の意味が分からず、長く考え続けてしまうことがあります。
「付き合っていない」が、悩みを深くすることがあります
恋人同士であれば、連絡が減った理由や次に会う予定について、直接聞けることもあるでしょう。
けれど、まだ付き合っていない相手には、
「どうして返信が遅くなったの?」
「私のことをどう思っているの?」
とは、なかなか聞けません。
聞いてしまったら、好意があることを知られるかもしれない。重いと思われるかもしれない。今までの自然な関係まで壊れるかもしれない。
そう考えると何も言えず、相手のLINEや職場での態度から答えを探すことになります。
昨日は向こうから話しかけてくれた。今日は目が合わなかった。以前より返信が短くなった。それでも、会えばいつも通り優しい。
一つひとつの出来事に気持ちが揺れる背景には、二人の関係を確認する言葉がなく、どこまで近づいてよいのか分からない不安があるのかもしれません。
鑑定に、はっきりした関係名は必要ありません
片思い、友達以上恋人未満、職場の人、何度か二人で会った相手、マッチングアプリで知り合ってまだ交際には至っていない相手。
どのような関係でもご相談いただけます。
「友達なのか、恋愛対象として見られているのか、自分でも分かりません」
という状態のままで構いません。
無理に関係へ名前をつけるより、現在分かっている出来事をそのまま教えていただいた方が、お二人の状態を捉えやすくなります。
たとえば、
* どこで知り合い、普段どのように接しているか
* 二人だけで会ったことがあるか
* どちらから連絡することが多いか
* 最近、以前と違うと感じた出来事はあるか
* 何をきっかけに相手の気持ちが気になったか
すべてを詳しく説明する必要はありません。分かる範囲の事実から、今のお二人がどのような距離にいるのかを整理していきます。
関係の名前より「二人の間で何が起きているか」を見ます
「付き合っていない」という言葉だけでは、実際の距離までは分かりません。
同じ職場の人でも、仕事以外ではほとんど接点がない場合もあれば、毎日連絡を取り合い、休日に二人で会っている場合もあります。
「友達」と呼んでいても、どちらかが一歩踏み込めずにいることもあるでしょう。
そのため鑑定では、関係の名前だけで判断せず、主に次の点を見ます。
* 現在のお二人の状態
自然に距離が近づいているのか、どちらか一方が関係を支えているのか
* 相手が表に出している気持ち
言葉や態度を通して、どの程度の関心や距離感を示しているのか
* その奥にある本音
好意、親しさ、迷い、警戒など、表面だけでは見えにくい感情
* 関係が進みにくい理由
立場、過去の経験、タイミング、相手の慎重さなど、動きを止めているもの
* これからの流れと選択肢
少し気持ちを示す余地があるのか、今は関係を育てながら様子を見る時期なのか
相手の気持ちだけでなく、二人の間に実際にどのような動きがあるかを合わせて読み解きます。
優しさだけで、恋愛感情があるとは決めません
相手が優しい。よく目が合う。LINEを返してくれる。二人で会ってくれた。
こうした出来事は、相手の気持ちを考える大切な材料です。
ただし、その一つだけで恋愛感情があると決めることはできません。
もともと誰に対しても親切な人かもしれません。友人として大切に思っている場合もあります。好意はあっても、今すぐ関係を進める意思までは固まっていないこともあります。
反対に、分かりやすい言葉がなくても、相手なりに慎重に距離を縮めている可能性もあります。
私は、望んでいる答えに合わせて、相手の優しさをすべて恋愛感情へ結びつけることはしません。だからといって、「付き合っていないのだから何もない」と切り捨てることもしません。
一つの言動だけでは判断しにくいからこそ、
好意があるのか。
関係を保ちたいと思っているのか。
恋愛として進める意思があるのか。
これらを分け、現在のお二人の状態や態度の理由と合わせて丁寧に見ていきます。
「脈なし」と言われることだけが怖いのではないかもしれません
付き合っていない相手の気持ちが気になるとき、「脈があるのか知りたい」という質問の奥に、別の不安が含まれていることがあります。
自分だけが特別な関係だと思っていたらどうしよう。
相手の優しさを、自分に都合よく受け取っていたのかもしれない。
気持ちを知られたら、今までの関係さえ失うかもしれない。
恋人ではない自分には、傷つく資格もないように感じる。
そのような思いを、最初からうまく言葉にする必要はありません。
相手の気持ちが知りたいと思うまでに何があり、どの瞬間から不安が強くなったのか。そこを一緒にたどることで、本当は何を確かめたかったのかが見えてくることがあります。
相談前に整理するなら、この三つだけで大丈夫です
相談文を書くときは、まず次の三つを分かる範囲で教えてください。
1.現在のお二人の関係
「同じ職場で、週に何度か話します」
「友人として知り合い、二回ほど二人で食事をしました」
この程度で構いません。
2.最近気になった出来事
「以前よりLINEが短くなりました」
「会ったときは優しかったのに、その後は相手から連絡がありません」
など、実際に起きたことを教えてください。
3.今、一番知りたいこと
「恋愛対象として見られているか」
「こちらから誘ってもよいか」
「今の距離を保った方がよいか」
決められない場合は、複数書いていただいても大丈夫です。上手な文章にまとめる必要はありません。
付き合っていなくても、感じてきたことは消えません
関係に名前がついていなくても、相手の言葉にうれしくなったことや、返信を待って眠れなかった夜が、なかったことになるわけではありません。
その気持ちを、恥ずかしいものとして扱う必要もありません。
ただ、気持ちが大きいからこそ、相手の一つの態度だけで結論を出さないことも大切です。
今のお二人には、どのようなつながりがあるのか。
相手はどの程度、この関係に気持ちを向けているのか。
そして自分は、この先どのような関係を望んでいるのか。
それぞれを分けて整理すると、「脈があるか」という一つの答えだけに心を預けず、今できることを考えやすくなります。
付き合っていないお相手の本音や、現在のお二人の距離を個別に見てほしい方には、相手の気持ちに焦点を当てた恋愛タロット鑑定をご用意しています。
関係をうまく説明できなくても大丈夫です。最近あった出来事と、今一番気になっていることからお聞かせください。