インボイス対応の請求書、Excelで作るときに押さえる記載項目と計算のしかた

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個人事業主やフリーランスの方から、「今の請求書のままで大丈夫?」というご相談をいただくことがあります。
インボイス制度の登録事業者が発行する請求書(適格請求書)には、決められた記載項目があります。今回は、Excelで請求書を作るときに押さえておきたい項目と、消費税の計算のしかたをまとめます。
※制度の詳しい内容や、自分が登録事業者になるべきかどうかは、国税庁の案内や税理士にご確認ください。

■ 適格請求書に書く6つの項目
1. 発行する人の名前(屋号・会社名)と登録番号(Tから始まる番号)
2. 取引の年月日
3. 取引の内容(軽減税率8%の品目がある場合は、そのことが分かるように)
4. 税率ごとに分けて合計した金額と、適用する税率
5. 税率ごとの消費税額
6. 受け取る人の名前(宛名)

Excelのテンプレートなら、1は一度設定しておけば毎回自動で入るようにできます。

■ 消費税は「税率ごとに1回」まとめて計算する
よくある間違いが、明細の1行ごとに消費税を計算して端数を切り捨て、それを合計してしまうことです。
インボイスでは、税率ごとに金額を合計してから、税率ごとに1回だけ端数処理をします。
例えば、10%の品目が155円×3行ある場合、
・1行ずつ計算:15円×3=45円
・合計してから計算:465円×10%=46.5円 → 46円
と、1円ずれます。

Excelでは、例えばD列に税率、E列に金額があるとき、
10%の対象額:=SUMIFS(E13:E27,D13:D27,0.1)
その消費税:=ROUNDDOWN(10%の対象額のセル*0.1,0)
のように、税率ごとに合計してから計算すると、この方法になります(切り捨て・四捨五入などの端数処理は、自社のルールに合わせてください)。

■ 毎回の入力を減らす工夫
・品目と単価、税率を「品目マスタ」にしておき、プルダウンで選ぶと自動で入るようにする
・見積書の明細を、請求書にそのまま転記できるようにする
・支払期限を「発行日+〇日」で自動計算する
こうしておくと、打ち間違いや税率の選び間違いが減ります。

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