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昔遊んだゲーム。
子どもの頃に見たCM。
コンビニで見かけた雑誌。
内容や見た目はなんとなく覚えているのに、
「名前だけがどうしても思い出せない」
そんな経験はありませんか?
しかも厄介なのが、
「名前が分からないから、検索しようにも検索ワードが分からない」
ということです。
今回は、そんな曖昧な記憶から昔のゲームを探し、最終的に正体を突き止めた一例をご紹介します。
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【最初の手がかりは「○○-Heroだった気がする」】
最初に分かっていたのは、
「昔iPod touchで遊んだ、○○-Heroみたいな名前のゲーム」
という記憶でした。
ほかに覚えていたのも、
・2010年前後だったと思う
・左から右へ進む横スクロール
・2頭身くらいのデフォルメされた騎士
・敵を倒すとお金のようなものが手に入る
・それを使って武器を強化する
・ドラキュラのようなキャラクターも使えた気がする
という断片だけ。
そこで、
「○○-Hero」
「iPod touch」
「騎士」
「横スクロール」
など、記憶にある言葉を組み合わせて探してみました。
ところが、
正解はほとんど出てきません。
似たゲームはいくつも見つかります。
しかし、
「ヴァンパイアが使えない」
「ゲームシステムが違う」
「発売された年代が合わない」
など、どこかが記憶と一致しません。
「それっぽいからこれだろう」
と決めてしまえば簡単です。
でも、それでは長年のモヤモヤは残ったままです。
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【タイトルではなく「記憶そのもの」を検索条件にする】
そこで、
「○○-Hero」という名前に固執するのをやめました。
記憶を一度バラバラにして、それぞれを調査条件として整理します。
年代
→ 2010年前後
機種
→ iPhone / iPod touch
ジャンル
→ 2D横スクロール
キャラクター
→ デフォルメされた騎士
→ ヴァンパイアのようなキャラクターも使用可能
ゲームシステム
→ 敵を倒して通貨を入手
→ 武器や能力を強化
さらに記憶を掘っていく中で、新しい手がかりが出てきました。
「最初の方のステージは、コロッセオみたいな背景だったと思う」
この一言で、点だった情報が少しずつつながり始めます。
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【普通の検索で出ないなら、ネット上に残った「痕跡」を探す】
ここからは、検索エンジンの上位結果を見るだけではありません。
当時のゲームデータベース。
古いレビュー記事。
過去のアプリ情報。
プレイ動画。
海外サイト。
掲示板。
個人ブログ。
画像として残っている昔のスクリーンショット。
検索範囲をどんどん広げていきます。
昔のコンテンツは、公式サイトやストアページ自体がすでに消えていることも珍しくありません。
そのため、答えにつながる情報が残っているのは、
「10年以上前の個人ブログ」
だったり、
「海外の古いレビューサイト」
だったり、
「誰かが昔アップロードした1枚のゲーム画面」
だったり、
「中古商品の出品画像」
だったりします。
普通にタイトルを検索するだけでは、まず目に入らないような場所です。
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【決め手は、海外の古い投稿に残っていたゲーム画面】
今回、大きな手がかりになったのも、
海外の古い個人投稿・ページに残されていた、当時のゲーム画面の画像でした。
そこに写っていたのは、
デフォルメされたキャラクター。
横スクロールの画面。
コロッセオ風の背景。
記憶の中に残っていた光景と一致します。
その画像を見た瞬間、
「これだ」
となりました。
普通に「○○-Hero」と検索していただけでは、まず辿り着かなかった情報です。
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【それでも、画像が似ているだけでは確定しない】
もちろん、
「見た目が似ている」
だけで答えを決めることはできません。
そこで、さらに別の情報源を確認していきます。
あるデータベースでは発売時期。
別の記録ではiPhone / iPod touch対応。
当時の記事では、人間の戦士とヴァンパイアを選べること。
ゲーム紹介では、敵を倒して得たコインで武器や能力を強化できること。
動画では、実際の横スクロール画面やステージ構成。
一つひとつでは決定打にならなかった情報が、
別々の場所から集まってきます。
そして、それらを照合すると一本の線になりました。
『Colosseum Heroes』
記憶していた、
「iPod touch」
「横スクロール」
「騎士」
「ヴァンパイア」
「コイン」
「武器強化」
「コロッセオ」
が次々と一致しました。
さらに最初の、
「○○-Heroだった気がする」
という記憶も、
「Colosseum Heroes」
というタイトルの一部だけが頭に残っていたと考えると、かなり自然です。
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【「○○-Hero」と検索して見つかったわけではありません】
このケースで大切なのは、
「○○-Heroと検索したらColosseum Heroesが出てきた」
わけではないということです。
むしろ、それでは見つかりませんでした。
断片的な記憶を整理する。
条件を一つずつ分解する。
複数のデータベースを調べる。
古いページを探す。
海外の情報も確認する。
画像や動画を見る。
候補を比較する。
そして、それぞれの一致点を照合する。
そうして、
「点だった情報を一本の線につないだ結果」
正解に辿り着きました。
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【記憶探索会が行っているのは、単なる検索代行ではありません】
名前が分からないものを探す場合、
そもそも依頼者自身が「正しい検索ワード」を知りません。
だから最初に、
いつ頃だったか。
どこで見たか。
何で遊んだか。
どんな色だったか。
人物はいたか。
服装はどうだったか。
背景はどんな場所だったか。
印象に残っている場面はあるか。
といった記憶を整理していきます。
簡単に見つからない場合は、
基本料金内で最大3回まで追加でヒアリング。
新しく思い出した情報をもとに、再調査します。
「たぶん」
「そんな気がする」
くらいでも構いません。
そこから、
検索エンジン。
古いWeb記事。
中古販売サイト。
オークションの過去記録。
書誌情報。
ゲームデータベース。
動画サイト。
掲示板。
海外サイト。
Webアーカイブ。
など、複数の情報源を横断して候補を比較します。
「Googleで検索したけど出なかった」
その先からが、調査のスタートです。
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【では、なぜ3,000円を払って人に頼むのか?】
もちろん、
インターネット検索そのものは無料です。
時間をかければ、ご自身で見つけられるケースもあります。
では、なぜ3,000円を払って調査を依頼するのか。
一つは、
「調べる時間そのものを任せられること」
です。
名前も分からないものを探す作業は、
何十もの候補を見比べ、
古いページを開き、
海外サイトを確認し、
画像や動画を照合し、
一つずつ候補を潰していく必要があります。
簡単な案件ならすぐ見つかります。
しかし、本当に難しい案件ほど、
「検索する時間」よりも、
「候補を探し、比較し、違うものを除外する時間」
の方が長くなります。
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【本人が重要だと思っていない記憶が、決定打になることもある】
もう一つのメリットは、
「どの記憶が手がかりになるのかを一緒に整理できること」
です。
今回で言えば、
「背景がコロッセオみたいだった」
という一言。
依頼者本人からすれば、
最初は大した情報ではないように感じるかもしれません。
しかし調査する側から見ると、
候補を大きく絞る重要な条件になります。
自分一人で探していると、
「これは関係なさそう」
と捨ててしまう記憶が、
実は正解への入口になることがあります。
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【そして何より、「見つかった瞬間」が気持ちいい】
「あのゲーム何だったんだろう」
「あの雑誌、何て名前だったんだろう」
「あのお菓子、本当に存在したのかな」
そんな記憶が、
10年、20年と頭の片隅に残っていることがあります。
普段は忘れている。
でも、何かの拍子に突然思い出す。
そしてまた、
「あれ何だったっけ……」
となる。
それが、
「これだった!」
と分かった瞬間。
ずっと輪郭しかなかった記憶に、
突然「名前」が付きます。
すると、その物だけではなく、
当時遊んでいた部屋。
一緒にいた友人。
その頃使っていた携帯。
コンビニの棚。
テレビを見ていた時間。
昔の空気まで一緒に戻ってくることがあります。
単に、
「商品名が一つ分かった」
だけではありません。
長年残っていたモヤモヤが、
スッと終わります。
この感覚は、
昔のものを必死に探して、実際に見つけたことがある人なら分かると思います。
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【見つからなかった場合も「分かりません」で終わらせません】
もちろん、
古いものほどインターネット上に十分な情報が残っていない場合があります。
そのため、
必ず特定できるとは限りません。
完全特定まで至らなかった場合でも、
有力候補。
調査済みの候補。
候補から外した理由。
確認できた情報。
次に特定につながりそうな手がかり。
を整理してお渡しします。
そして、簡単に答えが出ない場合は、
追加の記憶を伺いながら再調査します。
「見つかりませんでした」
の一言だけで終わらせない。
それも、記憶探索会で大切にしている部分です。
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【あなたにも、昔から気になっている「あれ」はありませんか?】
昔遊んだゲーム。
コンビニで見た雑誌。
テレビで一度だけ見たCM。
子どもの頃に食べたお菓子。
昔アクセスしていたWebサイト。
「確かに存在したはずなのに、名前が分からない」
そんなものがあれば、
覚えていることを、そのまま教えてください。
情報が少なくても構いません。
「2000年代前半だった気がする」
「赤っぽかった」
「主人公が騎士だった」
「コンビニで見た」
そんな一見小さな記憶が、
正解への一番大きな手がかりになることがあります。
何年も頭の片隅に残っていた、
「あれ、何だったっけ?」
記憶探索会が、一緒に探します。