神さまたちの会議に、人間の席はない

神さまたちの会議に、人間の席はない

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旧暦の十月、全国の八百万の神さまたちが出雲に集まると伝えられています。

そこで行われるのが「神議り」。


人々のご縁や幸せについて、神さまたちが話し合うという古くからの伝承です。

私が不思議に思うのは、その話し合いの中身を、人間は知ることができないとされていることです。

神さまたちが何を話し、どのようなご縁を結ぼうとしているのか。私たちは、その席に立ち会うことができません。



考えてみれば、人生にも似たようなことがあります。

行くつもりのなかった集まりに、急に欠員が出て呼ばれる。そこで隣に座った人から、思いがけない仕事の話を聞く。

あの日、誰かが欠席しなければ。自分が誘いを断っていたら。その話は、耳に入らなかったかもしれません。

もちろん、偶然と呼ぶこともできます。

ただ、私たちは目に見える出来事を、自分が知っている範囲だけで判断しがちです。

何も変わっていないと思っていた時期に、後から振り返ると、すでに大きな転機の入口に立っていたと気づくことがあります。




私は、こうした巡りに神さまの気配を感じることがあります。

だからといって、起きた出来事のすべてを神さまのお計らいだと決めつけるつもりはありません。

ただ、願った通りに進まないとき、何も起きていないと考えるのは少し早いのかもしれません。

神さまたちの会議に、人間の席はありません。

けれど、自分の人生に何が訪れているのか。そこに目を向けることはできます。

神託とは、私にとって、そのための一つの手がかりでもあります。



今のあなたに現れる神託を、丁寧に読み解きます。

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