初めてサービスを説明するとき、会社紹介から作り始めて、肝心の料金や対応範囲が後回しになっていませんか。
小さなサービスの初回商談なら、まず「困り事・範囲・日程・料金・次の確認」の5枚を書き出す方法があります。ここでは、ネットショップの手順書作成という架空の相談を例に、無料で使える構成を紹介します。実在の受注事例や成果ではありません。
1枚目:相手の困り事と、今回の到達点
「業務を効率化します」だけでは、何をするか決まりません。「商品情報が複数ファイルに分かれ、更新のたびに確認先が変わる」のように、誰がどの作業で困っているかを書きます。
到達点は「担当者が更新元と確認手順を1つの手順書で確認できる状態」。未確認の点は決めつけず、「更新頻度と確認担当を伺いたい」と残します。まだ聞いていない悩みを、相手の事実として書かないことも大切です。
2枚目:含む内容と、別途相談する内容
「手順書作成一式」ではなく、作業・数量・形式・修正回数に分けます。例えば「資料整理、手順書5ページまで、文言修正1回」。
その隣に「商品データの入力代行、システム設定変更、継続運用は別途相談」と並べます。さらに、相手に用意してもらう資料を書けば、見積に必要な前提も確認できます。できないことを隠すより、今回引き受ける範囲を具体的にするための欄です。
3枚目:進め方と日程の起点
「10日で納品」だけでなく、何がそろったら日数を数えるかを書きます。
例えば「資料受領後に内容確認→確認後に初稿→返信後に修正・納品」。相手の確認期間を含むか、資料の追加や範囲変更があった場合に日程を再相談するかも、一緒に確認します。日数は例をそのまま使わず、自分が対応できる範囲に置き換えてください。
4枚目:金額と、その金額で行う範囲
総額、税込・税別、内訳、料金に含む作業、追加になる条件、支払時期を同じページにまとめます。「修正1回」が含まれるなら、2枚目と同じ表現にします。
追加作業が発生したときは、いつ内容と費用を確認するかを書きましょう。金額の大小だけでなく、どの条件に対する見積なのかを話すためのページです。
5枚目:商談後に双方が確認すること
「ご検討ください」で終わらず、相手には「対象作業を1つ選ぶ・現在の資料を準備する・希望時期を共有する」、こちらは「範囲の確認資料・正式見積・作業予定を渡す」と分けます。
次回確認日は一方的に決めず、相談して記入します。その場で決められなかった項目も残しておけば、次の連絡で何を確認するかが分かります。
提出前は、ここを確認
・相手から聞いた事実と、自分の仮説が混ざっていないか
・対応範囲、修正回数、料金の記載が各ページで一致しているか
・日程の起点と、相手に用意してもらうものが書かれているか
・例の金額や日数、[ ]の空欄が残っていないか
この5項目は、手元のメモや使い慣れた資料でも整理できます。初回商談の確認用なので、契約条件や正式な見積が必要なときは別に整えてください。
入力する順番とレイアウトも使いたい方へ
上の構成をまとめた編集用PowerPointを1,000円で公開しています。PPTX 1ファイルに架空の記入例5枚と空欄版5枚を収録。文字と図形を編集できます。料金の自動計算、個別代筆・添削、営業成果の保証は含みません。
制作ツールでの読込・文字変更・再保存・全ページ描画は確認済みですが、PowerPointアプリ、Googleスライド、スマホの実機動作は未検証です。購入前に商品説明の検証範囲をご確認ください。
自分の提案資料として編集して使えます。テンプレート自体の再販売・再配布はできません。掲載見本は空欄版の2枚目で、対応範囲と別途相談する内容を分けて記入するページです。