吹き抜けのある家、図面では分かりにくい注意点|音・温度・掃除・明るさ

吹き抜けのある家、図面では分かりにくい注意点|音・温度・掃除・明るさ

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吹き抜けのあるリビングに憧れつつ、「寒くないかな」「音が響かないかな」と決めきれずにいる方は多いのではないでしょうか。平面図では吹き抜けは点線や「吹抜」の文字で示されるだけなので、良さも気になる点も想像しにくい場所です。

吹き抜けは、つくるかどうかの二択で考えるより、音・温度・手入れ・明るさの4点をあらかじめ知ったうえで、大きさや位置を調整していくと納得しやすくなります。

ここでは、図面の段階で確かめておきたいことを一つずつ整理します。

2階からの見下ろしと音の伝わり方

吹き抜けは1階と2階の空気をつなぐので、音やにおいも一緒に上がっていきます。リビングのテレビの音や話し声、キッチンの調理のにおいが、2階のホールや個室に届きやすくなります。

図面では、吹き抜けに面した2階の部屋がどこかを確認しておきましょう。寝室や勉強をする部屋が吹き抜けのすぐ隣にあるなら、扉の位置を吹き抜けから離す、あいだに収納を挟むといった工夫が考えられます。

また、2階の手すり越しに1階がどこまで見えるかも大切です。家族の気配が伝わるのは良い面ですが、来客時にくつろぎにくいと感じる方もいます。

冷暖房の効き方は空間の大きさで変わる

暖かい空気は上へ、冷たい空気は下へ集まる性質があります。吹き抜けがあると冷暖房する空間が大きくなるため、冬に足元が寒く感じられることがあります。

ただ、これは建物の断熱性能や窓の仕様、空調の計画によって大きく変わる部分です。天井にファンを付けて空気を混ぜる、エアコンの位置と能力を吹き抜けを含めた広さで考えるなど、設計の段階で相談しておくと安心です。

高い窓と照明の手入れ

吹き抜けの上部に設けた窓は、室内を明るくしてくれる一方で、手が届きません。窓ふきやカーテンの開け閉め、照明の電球交換をどうするかは、住み始めてから気づきやすい点です。

2階の廊下やホールから手が届く位置に窓を寄せる、開閉は電動やチェーン式にする、照明は壁付けにして2階から交換できる高さにする、といった方法があります。

面積とのバランスを考える

吹き抜けにした部分は、2階の床がなくなります。そのぶん、2階の部屋や収納に使える広さが減ることになります。

リビング全体を吹き抜けにしなくても、一部だけ、あるいは階段まわりだけを吹き抜けにしても、上下のつながりや明るさは得られます。2階の間取りとあわせて、どこまでを吹き抜けにするかを見比べるとよいでしょう。

明るさと開放感は立体で確かめる

吹き抜けのいちばんの魅力は、高い位置から入る光と、縦に広がる開放感です。隣家が近くて1階の窓から光が入りにくい敷地でも、上部の窓から明るさを取り込みやすくなります。

ところが、この良さは平面図からいちばん読み取りにくい部分でもあります。断面図を見せてもらう、同じくらいの大きさの吹き抜けがある建物を見学するなど、高さを体感できる機会をつくると判断しやすくなります。

まとめ

吹き抜けは、音の伝わり方、冷暖房、高い場所の手入れ、2階の面積との兼ね合いを先に確かめておくと、後悔の少ない選択がしやすくなります。魅力である明るさと開放感は、断面図や見学など、高さが分かる方法で確かめるのが近道です。

高さのある空間ほど、線の図面と実際の印象の差が大きくなります。ココナラでは、お手元の間取りを全部屋の3Dパースと、スマホで視点を動かせるウェブ3Dに起こすサービスを用意していますので、吹き抜けを見上げたとき・見下ろしたときの様子を知りたい場合に思い出していただければと思います。


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