軌道調整の三日間に、何をしているか

軌道調整の三日間に、何をしているか

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整えるとき、何をしているのかを書きます。

書ける範囲は、全部書きます。

そのうえで、書けない部分がなぜ書けないのかも書きます。

・:+.・:+.

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◆ 先に申し上げておきます ◆
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勘違いされている方がいます。

整えることだけを、先にお願いすることはできません。
視ていない軌道は、整えようがないからです。

どこがズレているか分からないまま手を入れると、
合っている部分まで動かすことになります。

道を掘り返すのと同じです。
どこが溝かを測らずに掘れば、通れていた場所まで崩れます。

順番は必ず「視る」が先です。
これは値段の都合ではなく、手順の都合です。

もうひとつ、申し上げておきます。

この記事は、私が「整える側です」とお伝えした方に向けて書きました。
視ただけで戻れる方には、要りません。

なぜ視るだけでは戻らないのかは、別に書いてあります。
まだお読みでなければ、先にそちらをご覧ください。

  「分かっても戻らない人がいます ── 軌道にできる溝の話」

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◆ 前の日 ── 人に会わない ◆
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整えると決まってから、始めるまでに一日いただきます。

まず、日を選びます。

月の満ち欠けではありません。
こちらの体が空いている日を選びます。

その前日は、人と会いません。
食事を落とします。

人と話すと、その人のものが入ってくるからです。

自分の中に他人が残っている状態で人の軌道に触れると、
どこまでがその方のもので、どこからが私のものか分からなくなります。

準備に一日。
その翌日の、明け方から夜までが実際の作業になります。

全部で二日です。

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◆ 使うもの ◆
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和紙を三枚使います。

一枚目に、ズレが生まれた一点。
二枚目に、いまの軌道。
三枚目に、本来向かっていたはずの目的地。

鑑定でお伝えした内容を、こちらで書き起こします。

墨は、擦ったものだけを使います。

出来合いのものだと、線が途中で途切れます。
途切れた線は、途切れたところで止まります。

ほかに、白木の台を一つ。
粗塩を少し。
炭を一片。

道具は多くありません。
数を揃えること自体に意味は無いからです。

意味があるのは、一枚目に何を書くかです。
そこを間違えると、あとの工程が全部ずれます。

ですので、鑑定のほうに時間をかけています。

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◆ 明け方 ── 溝の深さを測る ◆
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当日は、明け方から始めます。

朝のうちは、何も動かしません。
測るだけです。

どこからが溝で、どこまでが跡なのか。
その境目を出します。

ここで、思っていたより浅いことがあります。

その場合は、先へ進みません。
跡の段階なら、断つ必要も、通し直す必要も無いからです。

そのまま申し上げて、そこで終わります。

測らずに一日やり切るほうが簡単ですが、
それは要らないことをしているだけです。

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◆ 日が高いあいだ ── 溝を断つ ◆
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ここが本体です。

一点に刻まれた「決めたこと」を、そこから切り離します。

先に求めないと決めた。
期待しないと決めた。
自分の番を後回しにすると決めた。

その決定が、いまも効き続けています。
効き続けているから、同じ道順になります。

切り離すのは、決めたこと自体ではありません。
決めたことと、いまのあなたを結んでいる線のほうです。

決めたこと自体は、当時のあなたを守ったものです。
そこを断つ必要はありません。

一回につき七十二分。
それを三度に分けます。

続けては行いません。
一度ごとに間を空けます。続けると雑になるからです。

一度目で、線のどこが太いかを確かめます。
二度目で、太いところを細くします。
三度目で、残りを落とします。

一度で断とうとすると、途中で切れます。
途中で切れた線は、あとから太く戻ります。

終わると、手が冷えます。
その日は何も食べられません。

これは毎回そうなので、もう予定に入れてあります。

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◆ 日が落ちてから ── 新しい軌道を通す ◆
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断っただけでは、終わりません。

溝を断つというのは、通っていた道を使えなくすることです。
道が無くなった状態で放り出されると、人は止まります。

止まった状態は、溝にいる状態より苦しいことがあります。

ですので、日が落ちてから別のルートを引きます。

三枚目に書いた目的地に向かって、新しい線を通す。
そちらへ流れを渡して、終わりです。

断つのと、通すのは、別の作業です。

断つだけなら、日のあるうちに終わります。
けれどそれは、工事を途中で止めて帰るのと同じです。

同じ日のうちに通すのは、
断った直後が、いちばん新しい線を受け入れやすいからです。

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◆ お見せできないもの ◆
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書いた三枚は、お見せできません。

他の方の目に触れると、そこに新しい線が乗ります。
整えたばかりの軌道は、いちばん影響を受けやすい状態にあります。

写真も撮りません。
残しておくこと自体が、線を残すことになるからです。

私は、身内にも見せたことがありません。

終わったあとは、一枚ずつ別の場所で処理します。
三枚をまとめて処理しない理由も、同じです。

記録として残るのは、こちらからお送りする言葉だけになります。

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◆ 整えたあと、最初に変わるもの ◆
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何が起きるかは、お約束できません。

約束できないことを約束しない。
これは鑑定のほうでも同じにしています。

私が申し上げられるのは、
整えたあとの軌道が、こちらからどう見えるかだけです。

ただ、順番はいつも同じです。

最初に変わるのは、出来事ではありません。
眠りと、朝起きたときの体の重さです。

そこを見ていてください。

出来事が動くのは、そのあとになります。
三日で動く方もいれば、季節が一つ変わる方もいます。

どちらになるかは、溝の深さで決まります。

そして、一度で足りないことがあります。

溝が深すぎる場合、断っても通しても、
しばらくすると元のほうへ引き戻されます。

そのときは、そう申し上げます。

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◆ 修正と、再生と、覚醒 ◆
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整える側には、三つあります。

三つとも別の仕事です。
大きい小さいではありません。

〖軌道修正〗は、溝を浅くする仕事です。

跡に近い溝であれば、これで元のルートに戻ります。
断つところまではしません。

〖軌道再生〗は、溝を断って、別のルートを引き直す仕事です。

深い溝に修正をかけても、季節が変われば戻ります。
そこまで来ている方には、こちらしかありません。

この記事で書いた二日間は、〖軌道再生〗の工程です。
前の日に支度をして、当日の一日で終わります。

〖軌道覚醒〗は、ズレを直す仕事ではありません。

ズレが直ったあとの話です。
本来の軌道に戻ったうえで、止めていた力を開きます。

ですので、ズレたままの方には行いません。
順番が逆になるからです。

ズレたまま力だけを開くと、ズレた方向に速く進みます。
戻る距離が伸びるだけで、良いことは何もありません。

こちらだけは、三日続けて行います。

一日目に開けたところは、置いておくと閉じるからです。
閉じる前に次を開けるので、間を空けられません。

再生が一日で終わるのに対して、覚醒が三日かかるのは、
仕事の大きさではなく、この性質の違いによります。

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◆ お受けできない状態 ◆
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次の方は、お受けしていません。

・視たばかりで、まだ何も試していない方

 お伝えしたことを持ち帰るだけで動く方が大半です。
 まずそちらをやってみてから、お声がけください。

・お相手を動かすことを目的とされている方

 整えるのは、あなたの軌道だけです。
 他人の軌道に手を入れることはいたしません。

・期日を切っておられる方

 いつまでにと決められると、工程のほうを削ることになります。

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この工程には、お見せできるものがありません。

書いた三枚も、その一日の部屋も、お渡しできません。
できるのは、何をしているかを言葉にすることだけです。

長くお受けしてきたことではありますが、
それは、ここでお見せできる形にはなりません。

手元に何も残らないものをお願いしていることは、承知しています。

読んで、必要だと感じられたときにお声がけください。
私のほうから重ねてお伝えすることはありません。

段の名前と、それぞれに含まれるものは、
出品ページのオプション欄に書いてあります。

あなたの軌道が、本来の場所へ戻っていきますように。

廻

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