旅行の精算でいちばんもめるのは、全員が同じ物を使っていない時です。夕食に1人だけ来なかった、レンタカーには乗らなかった人がいる。こういう時は、支出ごとに「誰が使ったか」を決めて割るのが正確です。4人旅行の例で手順を紹介します。
■ 例:4人(Aさん・Bさん・Cさん・Dさん)の旅行
・宿 40,000円:Aさんが払った/4人で使った
・夕食 9,000円:Bさんが払った/Dさんは参加していない(3人)
・レンタカー 12,000円:Cさんが払った/4人で使った
■ 手順1:支出ごとに、使った人だけで割る
・宿:40,000円 ÷ 4人 = 1人10,000円
・夕食:9,000円 ÷ 3人 = Aさん・Bさん・Cさんが3,000円(Dさんは0円)
・レンタカー:12,000円 ÷ 4人 = 1人3,000円
■ 手順2:1人ずつの負担を足す
・Aさん 16,000円/Bさん 16,000円/Cさん 16,000円/Dさん 13,000円
・合計 61,000円(支出の合計と同じになれば合っています)
■ 手順3:「払った額 − 負担」で、受け取る人と払う人を分ける
・Aさん:40,000 − 16,000 = +24,000円(受け取る)
・Bさん:9,000 − 16,000 = −7,000円(払う)
・Cさん:12,000 − 16,000 = −4,000円(払う)
・Dさん:0 − 13,000 = −13,000円(払う)
・全員を足すと0円になります。ならない時は、どこかの入力が違います。
■ 手順4:返す相手と金額
・Bさん → Aさんへ 7,000円
・Cさん → Aさんへ 4,000円
・Dさん → Aさんへ 13,000円
4人で全員同じに割ると、Dさんは食べていない夕食の分(2,250円)まで負担することになります。支出ごとに割ると、この差がなくなります。
■ 割り切れない時の端数
10,000円を3人で割ると1人3,333.33…円です。誰か1人が1円多く持つ(3,334円・3,333円・3,333円)と決めておくと、合計がぴったり合います。
■ 支出が10件を超えたら表で
支出が増えると、「誰が参加したか」の組み合わせを手で追うのは大変です。ASKOの「旅行・共同購入の立替精算」は、6人までの支出を入れて、支出ごとに参加した人だけで均等に割り、1円の端数も配分して、1人ずつの負担と返す額を出すExcelです。途中まで返した金額も反映できます。送金の機能はありません。
旅行・共同購入の立替精算(Excel・1,000円)
※完成済みの.xlsxファイルです。Mac版デスクトップExcelで確認しています。Excel本体は付属しません。AIを制作補助に利用しています。