自分と仲直りする。月の満ち欠けに重ねる、恋の心の整え方

自分と仲直りする。月の満ち欠けに重ねる、恋の心の整え方

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恋をしていると、いろいろな感情が生まれます。

嬉しい。楽しい。愛おしい。

そして、ときには悲しい。寂しい。悔しい。
どうしようもなく、苦しくなる。

そんな気持ちが生まれたとき、あなたはどうしていますか?

思いきり泣いてみる人もいるでしょう。
友達に話を聞いてもらう人もいるでしょう。
何もなかったように振る舞い、いつもどおりの生活を続けようとする人もいるかもしれません。

どんな方法であっても、まずは、そのときの自分ができるやり方で気持ちを受け止めてあげることが大切なのだと思います。

でも、少し時間がたっても、心が同じ場所にとどまり続けているように感じることはありませんか?

もう終わったことなのに、何度も思い出してしまう。
相手の言葉を繰り返し考えてしまう。
本当は前を向きたいのに、どうしても気持ちが切り替わらない。

そんな自分に、今度は腹が立ってしまう。

「いつまで引きずっているんだろう」
「もう忘れなきゃいけないのに」
「こんな自分ではいけない」

悲しみに苦しんだあと、悲しんでいる自分まで責めてしまう。

もし、そんな経験があるのなら。
今日は少しだけ、自分との付き合い方について考えてみませんか。

悲しみを切り捨てるのではなく、片づける


自分が一生懸命に頑張っているとき、知らず知らずのうちに、周りの人にも同じように頑張ることを求めてしまうことがあります。

自分はこれだけ努力しているのだから、あなたも頑張ってほしい。
自分はもう前を向いているのだから、あなたも前を向いてほしい。

それは、自分自身に対しても同じなのかもしれません。

「もう十分に悲しんだのだから、そろそろ立ち直らなければ」
「いつまでも引きずっていてはいけない」
「前に進むためには、忘れなければ」

そうやって、自分の心にまで、頑張ることを求めてしまう。

けれど、感情は、命令したからといって、すぐに消えてくれるものではありません。

悲しみが残っているのなら、まだ悲しい自分がいる。
寂しさが消えないのなら、まだ寂しい自分がいる。

そのこと自体は、悪いことではないのです。

ただ、悲しみを何度も思い返すうちに、いつの間にか、自分を傷つける考え方まで繰り返してしまうことがあります。

「あのとき、あんなことを言わなければ」
「私に魅力がなかったから、うまくいかなかったんだ」
「どうせ私は、誰からも大切にされない」

出来事を振り返ることと、自分を責め続けることは、同じではありません。

だからこそ、ときには悲しみをいったん片づけてみることも必要なのだと思います。

悲しみをなかったことにするのではなく、無理に忘れようとするのでもなく。
「今は、ここまでにしておこう」
そう決めて、そっと心の引き出しにしまっておく。

また向き合いたくなったときには、取り出せばいい。
今は別のことに目を向けてもいい。
楽しいことをしてもいい。
新しいものに興味を持ってもいい。

悲しみを大切に扱うことと、悲しみの中に居続けることは、違うのですから。

月の満ち欠けのように、心にもいろいろな時期がある

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夜空を見上げると、月は毎晩、少しずつ違う姿を見せてくれます。

細い三日月から、半分の月へ。
そして満月へと満ちていき、やがて少しずつ欠けて、新月へと向かっていく。

月の満ち欠けは、昔からさまざまな意味を重ねて眺められてきました。

私は、この月のサイクルを、自分の心と向き合うためのイメージとして捉えてみるのが好きです。

いつも前向きでいなければいけないわけではない。
いつも何かを成し遂げていなければいけないわけでもない。

動き出す時期もあれば、立ち止まる時期もある。
自分を表現する時期もあれば、いったん手放す時期もある。

月が毎晩同じ姿をしていないように、私たちの心も、いつも同じではありません。

恋愛でもそうです。

好きな人に会いたくてたまらない時期もあれば、少し距離を置いて自分の気持ちを確かめたい時期もある。

相手を信じたいと思う日もあれば、どうしても不安になってしまう日もある。

そんな変化を、いちいち「いけないこと」と決めつけなくてもいいのではないでしょうか。

今の自分には、今の自分に必要な時間がある。

月の満ち欠けを眺めることは、そんな当たり前のことを思い出すきっかけになるように感じます。

三日月の頃……新しい自分を育てる準備


新月を過ぎて、細い月が夜空に姿を見せ始める頃……

たとえば、三日月を「さまざまなものに関心を持ち、新しい可能性を探していく時期」のイメージとして捉えてみます。

まだ大きく動き出す前。
これから何を育てていこうか、少しずつ考え始める時間です。

恋愛で傷ついたあとも、同じように考えてみることができます。

あの恋で、私は何を感じたのだろう。
本当は、どんなことを大切にしたかったのだろう。
次に誰かを好きになったら、どんな自分でいたいのだろう。
そんな問いを持つことは、過去の恋を失敗として片づけることではありません。

その経験から、自分について新しいことを知っていくことです。

もしかしたら、寂しさを我慢しすぎていたことに気づくかもしれません。
相手に嫌われたくなくて、自分の希望を言えなかったことに気づくかもしれません。
あるいは、本当は相手のことが好きだったのに、傷つくのが怖くて素直になれなかった自分に気づくこともあるでしょう。

見たくなかった自分の一面が、顔を出すこともあるかもしれません。

でも、それは自分を責めるために見つけるものではありません。
これからの自分が、もっと自分らしく生きるために知っておくもの。

新しい種をまく前に、土を耕すように。
自分の心を少しずつ整えていく時間なのだと思います。

月のサイクルを、自分と仲直りするためのヒントに


月の満ち欠けをイメージしながら、自分の心に問いかけてみましょう。

これは、月の各段階に必ず決まった感情が現れるという意味ではありません。今の自分を見つめるための、ひとつのヒントです。

(※今回はあえて、新月でなく三日月から見つめていきます。)

🌒 三日月|興味を広げる


新しいものを探したり、自分磨きを始めたりするイメージの時期。

恋愛以外にも、目を向けてみませんか。

好きだった音楽を聴く。
気になっていた場所へ出かける。
しばらく遠ざかっていた趣味を再開する。

問いかけ:私は、どんなことに心が動く人だっただろう?

🌓 上弦の月|一歩、動いてみる


考えているだけでは変わらないことに、小さな行動を起こすイメージの時期。

言えなかった気持ちを言葉にしてみる。
自分が本当に望んでいることを、ノートに書いてみる。
無理をしている関係から、少しだけ距離を取ってみる。

問いかけ:今の私にできる、小さな一歩は何だろう?

🌔 十三夜の月|育ててきたものを仕上げる


理想に向かって努力し、自分の力を育てていくイメージの時期。

過去の恋から学んだことを振り返ってみる。
自分が大切にしたい価値観を整理してみる。

問いかけ:私は、どんな自分になろうとしているのだろう?

🌕 満月|今の自分を認める


満ちること、達成すること、これまでの歩みを振り返るイメージの時期。

うまくいかなかったことだけでなく、頑張れたことにも目を向けてみましょう。

誰かを好きになれたこと。
勇気を出して気持ちを伝えたこと。
苦しい中でも、自分なりに乗り越えてきたこと。

問いかけ:私は、ここまでどんなことを頑張ってきたのだろう?

🌖 十六夜の月|経験を分かち合う


自分が得たものを、誰かと分かち合うイメージの時期。

信頼できる人に気持ちを話してみる。
誰かの話を聴いてみる。
自分の経験から得た気づきを、これからの関係に活かしてみる。

問いかけ:私が経験したことは、これからの私に何を教えてくれるだろう?

🌗 下弦の月|不要なものを手放す


物事の両面を見つめ、必要のないものを手放していくイメージの時期。

「こうでなければ愛されない」という思い込み。
相手に合わせるために、いつも我慢してしまう癖。
自分を責め続ける考え方。

今の自分にはもう必要ないものがないか、確かめてみましょう。

問いかけ:私は、何を手放したら、もっと楽になれるだろう?

🌘 有明の月|答えを急がない


静かに自分の内側を見つめ、余計なものをそぎ落としていくイメージの時期。

何が正しいのか、すぐに決められないこともあります。

相手を好きなのか、寂しいだけなのか。
この恋を続けたいのか、終わらせたいのか。

そんな問いに、無理やり答えを出さなくてもいいのです。

問いかけ:今はまだ、答えを出さずに見守ってもいいことは何だろう?

🌑 新月|もう一度、始める


いったん仕切り直し、自分の意思を確かめるイメージの時期。

過去の自分を責めるのではなく、これからどうしたいかを考えてみましょう。

問いかけ:私は、これからどんな気持ちを大切にしていきたいだろう?

タロットカードは、自分の心を映す鏡

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自分の気持ちがわからなくなったとき、私はタロットカードを引いてみることがあります。

カードに描かれた人物や風景を眺めていると、ふと気になる絵柄があったり、思いがけない言葉が浮かんできたりすることがあります。

それは、カードが自分の未来や相手の気持ちを、すべて決めてくれるからではありません。

カードをきっかけに、普段は見ないようにしていた気持ちに気づいたり、同じ出来事を別の角度から眺めたりできるからです。

たとえば、恋愛で悲しんでいるときにカードを引いたとします。

「この恋は、もう終わりなの?」

そんな問いを持っていたとしても、カードから考えられることは、それだけではないかもしれません。

「私は、何を失うことが怖いのだろう?」
「本当は、相手に何をわかってほしかったのだろう?」
「この恋の中で、私は自分の気持ちを大切にできていたのかな?」

問いを少し変えてみるだけで、見えてくるものも変わります。

相手の気持ちを知ろうとすることも、もちろん大切です。
でも、それと同じくらい、自分の気持ちを知ることも大切にしてほしいのです。

カードを通して見つめたいのは、相手の心だけではありません。
あなた自身の心でもあるのです。

自分と仲直りするということ

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自分と仲直りする。

それは、いつも前向きな自分になることでも、悲しみを感じなくなることでもありません。

悲しいときには、悲しい自分を認める。
悔しいときには、悔しい自分を認める。
前を向けないときには、まだ立ち止まっている自分を責めない。

そして、少しずつ、自分の気持ちを自分で選び直していくこと。

悲しみを無理に捨てる必要はありません。

ただ、今はその悲しみから少し離れてみてもいい。
もう一度向き合いたくなったときに、また考えればいい。

恋愛も同じです。

すぐに忘れられなくてもいい。
すぐに許せなくてもいい。
すぐに次の恋へ進めなくてもいい。

誰かを好きになった自分も、傷ついた自分も、迷っている自分も。
どれも、あなたの一部です。

その一部を切り捨てるのではなく、少しずつ理解していく。

そうやって自分と仲直りしていくことで、いつか、これまでとは違う恋愛の選び方ができるようになるかもしれません。

相手にどう思われるかだけではなく、自分はどう感じているのか。

相手に選んでもらうことだけではなく、自分もこの人と一緒にいたいと思っているのか。

恋の答えを急ぐ前に、まずは自分の心に戻ってみませんか?

月が少しずつ姿を変えていくように、あなたの心も、ゆっくり変わっていっていいのです。

今夜は、ほんの少しだけ、自分に優しくしてみてください。

そして、問いかけてみましょう。

「私は、本当はどうしたい?」

その答えを探す時間が、自分と仲直りするための、小さな始まりになりますように。🌙

macadamoon 









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