前回の記事では、ホロスコープの「金星」に注目して、自分がどんな恋愛を心地よいと感じるのかを考えてみました。
金星は、西洋占星術で「愛情」「喜び」「好み」などに関わる天体です。
恋愛において、どんなことに幸せを感じるのか。
どんなふうに愛情を表現するのか。
どんな関係を心地よいと感じるのか。
そんな恋愛の傾向を知るヒントになります。
そして、金星星座を見てみると、もうひとつ面白いことがあります。
それは、自分と相手では、愛情の表し方や、愛されていると感じるポイントが違うかもしれないということ。
自分は、こまめに連絡を取り合うことで安心する。
でも、相手は、連絡の回数よりも一緒に過ごす時間を大切にしているのかもしれません。
自分は、好きなら言葉にしてほしい。
でも、相手は、何も言わなくてもそばにいることが愛情表現なのかもしれません。
どちらかが間違っているわけではありません。
ただ、愛し方が違うと、相手の気持ちがわからなくなってしまうことがあります。
今回は、金星星座から見る12星座の恋愛傾向を紹介します。
自分の金星星座と、気になる相手の金星星座。
それぞれの特徴をヒントに、ふたりの愛し方を見つめてみませんか?
金星星座から見る、12星座の恋愛傾向
♈ 金星・牡羊座|好きになったら、まっすぐに
好きな気持ちを隠すよりも、素直に行動したくなるタイプ。
恋愛にスピード感があり、気になる人ができると、自分から距離を縮めようとすることも。駆け引きよりも、気持ちをまっすぐに伝えることに魅力を感じやすいでしょう。
一方で、恋が始まるまでのドキドキや、相手を振り向かせる過程に夢中になることもあるかもしれません。
心に問いかけてみたいこと
私は、相手と関係を育てていくことを楽しめている?
それとも、相手を振り向かせることに夢中になっている?
♉ 金星・牡牛座|安心できる関係を、ゆっくり育てる
一緒にいて落ち着くこと、自然体で過ごせることを大切にするタイプ。
言葉だけでなく、触れ合いや食事、心地よい空間など、五感で感じられる幸せにも愛情を見いだしやすいでしょう。
関係を急いで進めるよりも、時間をかけて信頼を積み重ねていくことに喜びを感じる傾向があります。
その一方で、大切な人を失いたくない気持ちが強くなると、独占欲や不安につながることも。
心に問いかけてみたいこと
私は、この人と一緒にいると安心できる?
それとも、失うことが怖くて離れられなくなっている?
♊ 金星・双子座|会話と楽しさで、恋を育てる
おしゃべりや情報交換、一緒に新しいことを楽しむ時間に、愛情を感じやすいタイプ。
恋人でありながら、友達のように何でも話せる関係を求めることもあるでしょう。
知的な刺激や新鮮さが恋の楽しさにつながりやすく、好奇心を共有できる相手に惹かれる傾向があります。
反対に、いつも同じやり取りが続くと、少し物足りなさを感じることもあるかもしれません。
心に問いかけてみたいこと
私は、この人と何を話しているときに楽しい?
一緒に新しい世界を広げていける関係を求めている?
♋ 金星・蟹座|心を許し、深くつながりたい
好きな人を大切にしたい、困っていたら力になりたい。そんな思いが愛情表現につながりやすいタイプ。
相手のために何かをしてあげたり、日常の小さな変化に気づいて気遣ったりすることが、愛する喜びになることも。
自分自身も、恋人には安心して甘えられる場所であってほしいと感じやすいでしょう。
ただ、相手を大切に思うあまり、相手の気持ちに敏感になりすぎたり、心配が大きくなったりすることもあります。
心に問いかけてみたいこと
私は、相手を大切にするのと同じくらい、自分の心も大切にできている?
♌ 金星・獅子座|特別な愛を、全身で楽しむ
恋愛に華やかさやときめき、特別な時間を求めやすいタイプ。
好きな人には惜しみなく愛情を注ぎ、相手を喜ばせたり、誇らしい存在として大切にしたりすることに幸せを感じるでしょう。
自分自身も、相手から特別な存在として扱われることで、愛されている実感を得やすいかもしれません。
一方で、期待した反応が返ってこないと、寂しさや不満を感じることも。
心に問いかけてみたいこと
私は、どんなときに「愛されている」と感じる?
相手からの反応がなくても、自分の価値を信じられている?
♍ 金星・乙女座|誠実さと、日々の積み重ねを大切に
相手をよく知り、信頼できると感じてから、少しずつ気持ちを深めていくタイプ。
約束を守ること、相手を気遣うこと、日常の小さなことを丁寧に積み重ねることに、愛情が表れやすいでしょう。
派手な言葉よりも、実際の行動や誠実さを大切にする傾向があります。
その一方で、相手にも自分にも厳しくなりすぎたり、細かなことが気になってしまったりすることもあるかもしれません。
心に問いかけてみたいこと
私は、相手のどんなところを信頼している?
完璧であることを求めすぎて、自分も相手も苦しくなっていない?
♎ 金星・天秤座|ふたりの心地よいバランスを探す
お互いを尊重し、心地よい距離感を保ちながら関係を育てることを大切にするタイプ。
美しいものや洗練された雰囲気に惹かれやすく、デートや会話の中にも心地よさを求めることがあるでしょう。
恋人であっても、それぞれの時間や考え方を尊重できる関係に魅力を感じやすいかもしれません。
ただ、関係の調和を大切にするあまり、自分の本音を飲み込んでしまうことも。
心に問いかけてみたいこと
私は、相手に合わせることで関係を保とうとしていない?
自分の希望も、相手と同じように大切にできている?
♏ 金星・蠍座|表面的ではない、深い愛を求める
誰にでも簡単に心を開くのではなく、信頼できる相手と深くつながることを大切にするタイプ。
一度好きになると、相手を深く理解したい、簡単には揺らがない絆を築きたいという気持ちが強くなることもあるでしょう。
表面的なやり取りだけでは満たされず、心の奥にある感情まで分かち合いたいと感じるかもしれません。
その分、相手の気持ちが見えないと、不安や疑いが膨らんでしまうこともあります。
心に問いかけてみたいこと
私は、相手を信じたいと思っている?
それとも、不安をなくすために相手の気持ちを確かめ続けている?
♐ 金星・射手座|自由に、まっすぐに恋を楽しむ
好きな人と新しい経験をしたり、知らない世界を一緒に楽しんだりすることに喜びを感じやすいタイプ。
恋愛においても、率直さや自由さを大切にし、気持ちが動いたら自分から行動したくなることがあるでしょう。
お互いの世界を広げ合える関係や、束縛しすぎない関係に心地よさを感じやすいかもしれません。
一方で、自分の気持ちが先に進みすぎて、相手のペースを見落としてしまうことも。
心に問いかけてみたいこと
私は、相手と一緒に自由を楽しめている?
自分の気持ちだけでなく、相手の気持ちやペースにも目を向けられている?
♑ 金星・山羊座|信頼を積み重ね、長く続く愛を育てる
恋愛を一時的なときめきだけでなく、長い時間をかけて築いていく関係として捉えやすいタイプ。
相手の言葉だけでなく、行動や責任感、将来を考えられる相手かどうかを大切にする傾向があります。
気持ちがあっても慎重に進めることがあり、愛情が深まるまで時間がかかることもあるでしょう。
そのため、本人は大切に思っていても、相手には気持ちが伝わりにくい場合があります。
心に問いかけてみたいこと
私は、どんな未来を相手と築きたい?
大切に思っている気持ちを、言葉や行動でも伝えられている?
♒ 金星・水瓶座|自分らしさを尊重し合う愛
恋人であっても、お互いの個性や自由を尊重できる関係を大切にするタイプ。
友達のように気軽に話したり、共通の興味について語り合ったりすることが、愛情を感じる時間になることもあるでしょう。
常に一緒にいることよりも、それぞれの世界を持ちながらつながっていることに心地よさを感じるかもしれません。
一方で、愛情表現が控えめになり、相手に寂しさを感じさせてしまうこともあります。
心に問いかけてみたいこと
私は、どんな距離感なら心地よくいられる?
自分らしさを守りながら、相手に安心を届けることもできている?
♓ 金星・魚座|境界を越えて、心でつながる愛
相手の気持ちに寄り添い、ロマンチックな時間や心のつながりを大切にするタイプ。
好きな人のために何かをしてあげたい、相手の喜びを自分の喜びとして感じたいと思うこともあるでしょう。
想像力が豊かで、恋愛からインスピレーションを受けたり、愛情を創作や表現につなげたりすることもあるかもしれません。
ただ、相手を理想化したり、相手の事情を理解しようとするあまり、自分が我慢しすぎたりすることには気をつけたいところです。
心に問いかけてみたいこと
私は、目の前にいる相手を見ている?
それとも、こうあってほしいという理想を見ている?
相手を思いやる中で、自分の気持ちを置き去りにしていない?
自分と相手の金星が違うとき
ここまで読んで、自分や相手に当てはまるところはありましたか?
たとえば、自分の金星が蟹座で、相手の金星が水瓶座だったとします。
自分は、こまめに気持ちを伝え合ったり、いつもつながっている感覚があったりすると安心できる。
でも相手は、お互いの時間を尊重し、自由に過ごせることを愛情のひとつとして大切にしているのかもしれません。
そんなふたりの間では、
「どうして、もっと連絡してくれないんだろう」
「どうして、そんなに一人の時間が必要なんだろう」
というすれ違いが起きることもあるでしょう。
でも、そこで「相手は私を愛していないんだ」と決めてしまう前に、少しだけ立ち止まってみてほしいのです。
自分にとっての愛情表現と、相手にとっての愛情表現は、同じとは限らない。
そう考えてみることで、今までとは違う見方ができるかもしれません。
もちろん、金星星座だけで相性や相手の本心がすべてわかるわけではありません。実際の言葉や行動、ふたりが一緒に過ごしてきた時間も大切です。
星の特徴を、相手を決めつけるためではなく、相手を理解するためのひとつのヒントとして使ってみてください。
彼を知りたい。そして、私自身も知りたい。
恋愛に悩んでいるとき、私たちはつい相手の気持ちを知りたくなります。
彼は私をどう思っているんだろう。
どうして、あんな態度を取るんだろう。
どうすれば、もっと愛してもらえるんだろう。
もちろん、相手を理解したいと思うことは自然な気持ちです。
でも、相手を知ろうとするうちに、自分の気持ちがわからなくなってしまうこともあります。
本当は、もっと連絡がほしい。
本当は、安心できる関係を築きたい。
本当は、自由でいたい。
本当は、言葉で愛情を伝えてほしい。
そんな自分の願いを、いつの間にか後回しにしていませんか?
金星星座を知ることは、自分の恋愛傾向を決めつけるためではありません。
「私は、こんなときに幸せを感じるんだ」
「私は、こんな愛し方を大切にしているんだ」
自分の心を知るための、ひとつの入り口です。
そして、相手との違いに気づいたときには、こんな問いを持ってみてください。
私は、本当はどんな恋愛がしたい?
相手がどんな人なのかを知ること。
自分がどんな人なのかを知ること。
その両方を大切にしながら、ふたりにとって心地よい関係を探していけたらいいですね。
恋の答えを探す前に、自分の心に戻る
もし今、恋愛について考えすぎて、自分がどうしたいのかわからなくなっているなら。
いきなり答えを出そうとしなくても大丈夫です。
まずは、今感じていることをノートに書いてみる。
どんなときに嬉しいのか。
何をされると寂しいのか。
どんな関係なら安心できるのか。
本当は、相手に何を伝えたいのか。
書きながら、自分の心を少しずつ見つめていく。
macadamoonの「恋する心のノート」も、そんな時間のために作りました。
彼の気持ちを考えることに疲れたとき。
別れたいのか、まだ一緒にいたいのか、わからなくなったとき。
自分の本音を、ゆっくり確かめてみたいとき。
ノートを開いて、自分の心に戻ってみませんか?
私は、本当はどうしたい?
その問いから、あなた自身の恋を見つめていきましょう。🌙
そのあとで、タロットカードを通して、まだ言葉になっていない気持ちを探してみるのもひとつの方法です。
星も、カードも、あなたの代わりに恋の答えを決めるものではありません。
自分の心を知り、自分で選んでいくためのヒントです。