AIに業務を渡す前に「止める条件」を決める方法

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AIで返信文や報告文を作るとき、文章の自然さだけを確認しても、誤った約束は防げません。先に「AIが下書きを止め、人へ戻す条件」を決めておくと、使う側も確認しやすくなります。


たとえば問い合わせ返信なら、次の3種類を分けます。


1. そのまま下書きしてよい:公開済みの営業時間、受付方法、必要資料など。参照できる元情報があるもの。
2. 確認してから下書きする:個別の料金、納期、対応可否。現場や担当者の判断が必要なもの。
3. AIへ入力しない:パスワード、顧客の個人情報、社外秘資料など。使うサービスの取扱いを確認できていないもの。


入力欄も「確定した事実」「未確認の項目」「相手に伝えたい次の行動」に分けます。未確認の料金や日時は推測で埋めず、確認事項として残すよう指示します。


下書き用の短い型は次の通りです。
「以下の確定事項だけを使い、顧客への返信案を作ってください。未確認事項は断定せず、確認が必要な項目として列挙してください。金額・日時・固有名詞は人が確認するため、最後に確認欄を付けてください。
確定事項:[ここに記入]
未確認事項:[ここに記入]
次に伝える行動:[ここに記入]」


架空例:費用の空欄と0円を分ける

記録Aは「外注費:空欄/未確定」、記録Bは「外注費:0円/外注なしを担当者へ確認済み」とします。空欄は、費用がかからないと確認できた0円とは異なります。

この場合の指示例は「記録Aの空欄を0円で埋めず、費用の確認先と未回答の質問を残してください。記録Bは、確認済みの0円という状態を保持してください」です。金額の合計や、費用が不要かどうかの判断をAIへ任せる例ではありません。

担当者の回答後は、回答内容・確認日・記録の版を残してから下書きを見直します。回答が来たことと、内容の確認や送信が終わったことも分けて記録します。これは自主制作の架空例で、顧客実績ではありません。

運用では、作成した文章を誰が読み、何を確認し、いつ送信するかまで決めて初めて一つの手順になります。まずは一つの業務で試し、想定外の出力が出たら入力欄と確認項目を直してみてください。


対象業務を一つ選び、入力欄・専用プロンプト・人の確認手順を個別に整えたい場合は、サービス内容をご確認ください。
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