生まれた空と今の空 二枚を重ねて読みます

生まれた空と今の空 二枚を重ねて読みます

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占い
「いまは動きやすい頃合いです」「もう少し待ったほうがよさそうです」。鑑定で時期の話が出てくるとき、何を見てそう申しているのか。今日はその仕組みのお話をします。
■ 出生図は、動かない一枚
出生図は、その方が生まれた瞬間の空を写した一枚の図です。十の星がどの星座のどこに置かれていたか。これは生涯変わりません。言いかえれば、その方の持ち味や構えを映した、動かない地図のようなものです。
ただ、動かないということは、それだけでは時期の話ができないということでもあります。
■ いまの空は、書き換わる一枚
一方で、空の星はいまも動いています。月は一か月足らずで十二の星座を巡り、太陽は一年かけてひと巡りします。土星のようにゆっくりした星は、三十年近くかけて同じところへ戻ってきます。
この「いまの空」を、もう一枚の図として見ます。こちらは日ごとに書き換わっていきます。
■ 二枚を重ねます
時期を読むときにしているのは、この二枚を重ねる作業です。
たとえば、ある方の出生図で、人との関わりを受け持つあたりに金星が置かれているとします。そこへいまの空の木星が差しかかる頃合いがあれば、人と出会う場面が増えやすい時期として読みます。同じ場所へ土星が差しかかるなら、関係の形を確かめ直す頃合いとして読みます。
同じ場所でも、どの星が通るかで意味が変わります。そして「どこを通るか」は、その方の出生図によってまったく違います。ですから同じ日でも、人によって手応えが違ってきます。
■ 速い星と、遅い星
重ねて見るとき、星の速さで扱いが分かれます。
月のように速い星は、一日二日の移り変わりにあたります。太陽や水星、金星なら数週間ほどの色合いです。木星で一年ほど、土星になると二、三年がかりの話になります。
ですから「今週は」という話と「ここ数年は」という話では、見ている星がそもそも違います。長い巡りのほうは、できごとそのものより、その方の立場や役割が変わる場面と重なりやすい傾向があります。
■ 当たる、ではなく、重なる
ここで気をつけたいのは、重なった時期に決まって何かが起きる、というものではないことです。星の巡りが示すのは、どういう性質のことが持ち上がりやすいか、どういう向きの力が働きやすいかという傾向です。
同じ配置でも、受け取り方やその方の置かれた状況によって、表れ方は変わります。ですから鑑定でも、この時期にこうなります、という申し方ではなく、この頃合いはこういうことを考えやすい、という形でお伝えしています。
■ おわりに
時期の話は、生まれた一枚と、いまの一枚を重ねて見ている。そう思っていただくと、星読みの時期の話がぐっと身近になるのではないかと思います。
ご自身の出生図に、いまどの星が差しかかっているのかが気になる方は、下のメニューからお読みします。

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