「気になる物件をいくつも見ているうちに、どれがどれだか分からなくなった」
「家賃は安いけれど、管理費や駅からの距離を足すと本当にお得なのか判断できない」
「家族に相談したいのに、物件の情報がスマホのタブにバラバラに残っている」
引っ越し先を探していると、こんな状態になりがちです。
物件探しは、候補が3件を超えたあたりから急に比べにくくなります。
頭の中だけで比べようとすると、最後に見た物件や、写真の印象が強い物件に気持ちが引っぱられてしまいます。
この記事では、候補の物件を落ち着いて見比べるために、Excelやスプレッドシートで「比較表」を作るコツをまとめます。
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■ 物件比較で迷ってしまう3つの理由
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まずは、なぜ比べにくくなるのかを整理しておきます。
① 見ている項目が物件ごとに違う
ある物件では「駅からの距離」を気にして、別の物件では「築年数」を見ている。これでは同じ物差しで比べられません。
② 金額の「足し方」がそろっていない
家賃だけを見る物件と、管理費・共益費まで見る物件が混ざっていると、毎月の支払いの差が正しく分かりません。
③ 情報が散らばっている
ブラウザのタブ、スクリーンショット、メモアプリ……と保存先がバラバラだと、見返すたびに探す手間がかかります。
どれも、比べる項目と記録する場所を先に決めておけば、かなり解消できます。
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■ 比べやすい一覧表を作る5つのコツ
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■ コツ1:1行に1物件、列は項目でそろえる
表は「1行=1物件」「1列=1項目」にします。
物件名、家賃、管理費、間取り、広さ、最寄り駅、駅からの徒歩分数、築年数、URL、メモ、といった列を最初に並べておきます。
セルの結合や、物件ごとに書き方を変えるのは避けましょう。並べ替えや絞り込みができなくなります。
■ コツ2:「毎月の支払い」の列を作る
家賃と管理費(共益費)は、別々の列に入れたうえで、足し算した「月額合計」の列を作ります。
たとえば、家賃がB列、管理費がC列なら「=B2+C2」と入れるだけです。
家賃が安く見えても、管理費を足すと逆転することは珍しくありません。
比べるときは、この合計の列を基準にするのがおすすめです。
■ コツ3:広さは「1㎡あたりの金額」でも見る
広さが違う物件同士は、金額だけでは比べにくいものです。
月額合計を広さで割った「1㎡あたり」の列を足すと、割安かどうかの目安になります。
例:月額合計がD列、広さがE列なら「=D2/E2」
もちろん、広さだけが住みやすさを決めるわけではないので、あくまで判断材料の1つとして使います。
■ コツ4:入れる値の書き方を決めておく
「徒歩7分」「7分」「7」が混ざっていると、並べ替えがうまく働きません。
数字で比べたい列は、単位を付けずに数字だけ入れるようにします(単位は見出しに「徒歩(分)」のように書いておきます)。
間取りも「1LDK」「1LDK」のように全角・半角が混ざらないよう、どちらかに統一しておくと、あとで絞り込みやすくなります。
■ コツ5:「ゆずれない条件」と「あると嬉しい条件」を分ける
比較表の端に、自分の条件をチェックする列を作っておくと判断が速くなります。
・ゆずれない条件(例:月額◯万円以内、徒歩15分以内、2階以上)
・あると嬉しい条件(例:独立洗面台、宅配ボックス、南向き)
ゆずれない条件を満たさない物件は、フィルターで非表示にしてしまえば、残った候補だけをじっくり比べられます。
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■ 情報の集め方は3パターン
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比較表の形が決まったら、次は「どうやって情報を入れるか」です。
① 手で入力する
候補が数件なら、物件ページを見ながら手入力するのが手軽です。その分、物件を1件ずつじっくり見ることにもなります。
ただし件数が増えると時間がかかり、数字の打ち間違いも起きやすくなります。
② コピー&貼り付けで集める
物件ページから文字をコピーして表に貼る方法です。手入力より速いものの、余計な文字や改行が一緒に入ってしまい、整える作業が必要になることがあります。
③ ツールで一覧にまとめる
検索結果の物件情報をまとめて取得し、Excelなどの形式で出力する方法です。
候補が多いときや、条件を変えて何度も見比べたいときに向いています。
一方で、サイトの仕様変更で使えなくなる場合があることや、サイトの利用規約を確認したうえで使う必要がある点は押さえておきましょう。
どの方法でも、最後は自分の目で物件ページを確認し、気になる点は不動産会社に問い合わせるのが基本です。表はあくまで「候補を絞り込むための道具」と考えると使いやすくなります。
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■ まとめ
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物件探しで迷わないためのポイントは、次の3つです。
・比べる項目を先に決めて、1行1物件の表にする
・「月額合計」「1㎡あたり」など、同じ物差しで比べられる列を作る
・ゆずれない条件で候補を絞ってから、じっくり比べる
候補を一覧にしておくと、家族やパートナーとの相談もしやすくなります。
「なんとなく」ではなく、納得して選べる物件探しにしていきましょう。
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■ 物件情報の一覧づくりを手早くしたい方へ
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候補が多くて手入力が大変な方は、比較表づくりの下準備としてご活用ください。