「もう、この会社を辞めたほうがいいのかな。」
そう思うことはあっても、
「じゃあ、次はどこへ行けばいいんだろう。」
ここで止まってしまう人は、けっこう多いのではないでしょうか。
特に、40代、50代になると、若い頃のように「とりあえず転職してみよう」とも簡単にはいきません。
今の会社に不満はある。
でも、次に何がしたいのかは分からない。
そんな状態です。
一般的には、まず「なぜ辞めたいのかを整理しましょう」と言われます。
でも、ここでもう一歩、具体的にしてみてもいいと思います。
たとえば、
「人間関係が嫌だ。」
という場合。
本当に、人間関係そのものが嫌なのでしょうか。
上司から細かく指示され続けることが苦手なのかもしれない。
大人数の会議で発言することが負担なのかもしれない。
仕事中ずっと誰かと話していることに疲れるのかもしれない。
一方で、1対1なら普通に話せる。
自分で考えて任された仕事なら、むしろ力を出せる。
一人で集中できる時間があると、仕事が進む。
そういう人もいます。
すると、
「人付き合いが苦手な人」
ではなく、
「人と常に関わり続ける働き方では、力を使いにくい人」
なのかもしれません。
同じように、
「今の仕事がつまらない。」
という人も、
仕事内容そのものが嫌なのか。
それとも、決められたことだけを繰り返すことが嫌なのか。
自分で考える余地がないことが嫌なのか。
評価されるポイントが自分の得意と違うのか。
ここまで見ていくと、少し違ったものが見えてきます。
転職するとき、
「給料が高い会社」
「休みが多い会社」
「人間関係が良い会社」
だけを探すのではなく、
「自分は、どんな条件なら仕事の力を使いやすいのか。」
を考えてみる。
もしかすると、転職先を探す前に
「自分がどんな環境なら力を出せるのか」を考える必要があるのかも
しれません。
次②に続きます。