【反応】を視るということ

【反応】を視るということ

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占い

◆ 事実に触れた瞬間、最初に立ち上がるもの


前回は、鑑定で最初に視る【現在】について書きました。
実際に何が起きているのかを、感情や解釈から切り離して取り出す層です。

では、その事実に触れたとき、あなたの中には何が起きているでしょうか。
胸がざわつく。頭が真っ白になる。すぐに確かめたくなる。何も感じないふりをして、静かに距離を取る。
これが、二つ目の層にあたる【反応】です。

◆ 反応は、考える前に起きている


たとえば、メッセージに既読がついたのに、返事が来ない。
そのとき、「忙しいのかな」と考えるより先に、胸の奥が縮むような感覚が走る人がいます。何度もスマホを見てしまう人もいれば、来ないと分かっていながら、先に謝る文面を打ち始める人もいます。

仕事でも同じです。上司の何気ない一言に、内容を理解する前に、身体のほうが強張ってしまう。

これらは、「こう考えよう」と決めて選んだものではありません。
事実に触れた瞬間、考えるより先に、すでに起きているものです。

◆ 反応を「性格」や「弱さ」と呼んでしまう前に


多くの方は、この反応を、自分の性格の問題として受け止めています。
心配性だから。気にしすぎだから。メンタルが弱いから。

けれど私は、反応を、良い悪いで裁くものだとは考えていません。
反応は、そのとき起きている事実に対して、あなたの中で作動した「合図」のようなものです。合図には、必ず意味があります。何に対して、どんな形で、どれくらいの強さで立ち上がったのか。その形そのものが、鑑定の大切な手がかりになります。

◆ 同じ出来事でも、反応は人によって違う


同じ「返信が来ない」という事実でも、少し不安になる程度の人もいれば、一日中それしか考えられなくなる人もいます。何も感じずに流せる人もいます。

事実が同じなのに、反応の大きさや形が違う。
この差は、出来事そのものからは説明できません。だからこそ、【現在】と【反応】は、混ぜずに分けて視る必要があります。出来事の重さと、反応の強さは、必ずしも比例しないからです。

◆ 反応の形を、そのまま視る


私は鑑定で、この反応を、鎮めたり、なだめたり、否定したりすることから始めません。
まず、どんな形をしているのかを、そのまま視ます。どこで立ち上がり、どんな方向へあなたを動かそうとしているのか。近づこうとするのか、離れようとするのか、固まろうとするのか。

そこまで視えて初めて、「この反応は、いつから、何のためにあるのか」という問いへ進むことができます。

◆ 結びに


もし、出来事そのものよりも、自分の反応の大きさに戸惑っているなら。
その反応は、間違いではなく、何かを伝えようとしている合図かもしれません。

次回は、その合図がどこから来ているのか、【躰記憶】について書きます。
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