大切な人との関係について、ここまで二十五回にわたって、お話ししてきました。
その最後に、どうしてもお伝えしたいことがあります。
とてもシンプルで、けれど、何より大切な言葉です。
あなたは、一人ではありません。
ひとりきりに感じる夜にも
連絡のない静かな時間の中で、誰にも本当の気持ちを話せない。
ひとりきりで抱えているように感じる夜も、あるかもしれません。
……朝から晩まで、相手のことで頭がいっぱいになる日々が、わたしにもありました。
けれど、あなたと同じように、この道を歩いてきた人。
いま、まさに歩いている人。
そういう人が、この世界には、数えきれないほどいるのだと思います。
顔を合わせることはなくても、同じ夜を過ごしている人がいます。
見えないものも、そばにいます
目に見える人だけではありません。
神様という、見えない存在もまた、あなたのそばで、静かに寄り添ってくれているのだと、わたしは思っています。
声は聞こえなくても。
その気配は、あなたが涙を流した夜にも、きっと、そこにあったのだと思います。
気づかなかったとしても、かまいません。
気づかないあいだにも、見守られていることは、あるのかもしれません。
この道のりに、無駄なものはありません
つらかった時間も。
迷い続けた日々も。
そのすべてが、いまのあなたをかたちづくる、大切な一部になっているのだと思います。
あのときの涙も、眠れなかった夜も。
そのときは、何も生まれていないように見えたかもしれません。
けれど、そうした時間を通ってきたから、いまのあなたは、誰かの痛みに気づけるようになっているのかもしれません。
何ひとつ、無駄にはなっていません。
あなたの物語は、まだ続いています
この関係が、どんなかたちにたどり着くとしても。
あなたという人の物語は、そこで終わりではありません。
これからも、あなたらしく。
あなたのペースで、歩んでいってください。
これで、第2章「ツインレイ」のお話は、おしまいです。
二十五回のあいだ、読んでくださって、ありがとうございました。
次回からは、第3章「昭和を駆け抜けた女性へ」に入ります。
家族のために、ずっと頑張ってこられたあなたへのお話です。
もし、いまのお気持ちを、一緒にゆっくり見てみたいと思われましたら、いつでもお声がけください。
あなたは、一人ではありません。
Le Clair(ルクレ)より