「今、一番必要としているものは何ですか」
そう問われたとき、まっさきに、ある人の顔が浮かぶかもしれません。
……わたしにも、朝から晩まで、相手のことで頭がいっぱいだった日々がありました。
けれど、本当に必要としているものは、少し違うところにあるのかもしれません。
今日は、そのことを書いてみます。
求める気持ちの奥にあるもの
誰かを強く求めるとき、その奥には、「この人がいてくれたら、安心できる」という願いが、隠れていることがあります。
求めていたのは、相手そのものというより、その安心のほうだったのかもしれません。
そして、その安心は、本来、相手からもらうものではなく、あなた自身の中で、少しずつ育てていけるものなのだと、わたしは思います。
相手を求める気持ちを、否定しなくて大丈夫です。
それだけ、安心を必要とするくらい、頑張ってきたということなのですから。
後回しにされているのは、あなたの心です
相手のことばかり考えているとき、いちばん後回しにされているのは、実は、ご自分の心なのかもしれません。
今日、何を食べたいか。
どんな時間を過ごしたいか。
何をしているときが、心地よいか。
そうした、ご自分への小さな問いかけを、少しずつ取り戻していけたら。
遠回りに見えて、それがいちばんの近道なのだと、わたしは思っています。
自分を丁寧に満たしている人のまわりには、無理に求めなくても、良いご縁や巡り合わせが訪れやすい。
そう感じることがあります。
満たされた心の落ち着きや余裕は、まわりにも、心地よく伝わるからなのかもしれません。
今日、自分のためにできる小さなこと
大きなことをする必要はありません。
好きな香りの入浴剤を、使ってみる。
少しだけ贅沢なお茶を、自分のために淹れてみる。
そうした小さなひとつひとつが、「わたしは、自分を大切に扱っていい」という、静かな確認になります。
今日すぐに、うまくできなくても大丈夫です。
思い出したときに、ひとつだけ、試してみてください。
もし、いまのお気持ちを一緒に見つめてみたいと思われましたら、いつでもお声がけください。
急がなくて、大丈夫です。
Le Clair(ルクレ)より