生年月日でわかる守護の紋、全16種を紹介

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「守護の紋」というものをご存知でしょうか。生年月日と、ふだん呼ばれているお名前(呼び名)を組み合わせると、16種類のうちどれか1つが導き出される、という考え方があります。

もともとは、生まれ持った性質をいくつかの型に当てはめて眺め直す占いの手法のひとつです。血液型や星座による性格診断と近い発想だと考えていただくと、イメージしやすいかもしれません。ここでいう「紋」は、その人が周囲との関わりの中でどんな役回りを担いやすいか、どんな姿勢で物事に向き合いやすいかを、ひとつの名前と短い一言に凝縮したものです。

決め方はいたって単純で、生年月日と呼び名の組み合わせから一つの数値を導き、その数値を16種類の紋のいずれかに振り分けます。面白いのは、同じ生年月日でも、呼び名が違えば紋が変わることがある点です。家族から呼ばれる愛称と、職場で名乗っている名前とでは、結果が違って出ることもあります。呼ばれ方ひとつで見え方が変わる、という考え方そのものが、この仕組みのちょっとした面白さだと思っています。

星座は生まれた季節で12種類に、干支は生まれた年で12種類に人を分けますが、この守護の紋は生年月日に加えて呼び名という要素も組み合わせるところが少し変わっています。同じ誕生日の人でも呼ばれ方次第で結果が分かれるので、双子や同じ誕生日の友人同士で結果を見比べてみると、意外な違いが見つかることもあります。

16種類という数にも意味があります。占いの型分けは4種類や12種類で括られることが多いなか、あえて16種類に分けることで、より細やかな役回りの違いを表現しようとしている、と捉えていただくとよいかもしれません。どの紋が優れているとか劣っているという優劣はなく、16種すべてが対等な関係で並んでいます。

この型分けは、当たり外れを競うためのものではありません。自分がどんな役回りを心地よく感じやすいか、ふだんとは違う言葉で眺め直すきっかけとして使っていただくのがちょうどよい距離感だと思います。人生の大きな決断をこれだけで決めてしまうようなものではなく、あくまで「ちょっと立ち止まって自分を見つめ直す」ための道具のひとつとして、気軽に楽しんでいただければ十分です。

以下に、16種類の紋の名前と、それぞれの一行の性質をご紹介します。自分がどれに近いか、あるいは身近な誰かがどれに当てはまりそうか、想像しながら読んでみてください。

・暁の盾|静かに立ち、他者の前に進んで盾となる人
・月影の錨|揺れる場にあって、自らは揺らがぬ人
・静水の鏡|多くを語らず、深く見つめ返す人
・朝霧の羅針|先の見えぬ道でも、迷わず歩みを定める人
・深緑の環|そばにいる者を、静かに育てる人
・白雪の燭|声高に主張せずとも、長く灯り続ける人
・茜雲の翼|思い描いた先へ、迷わず羽ばたく人
・潮騒の帆|荒れる日も、前へ前へと進み続ける人
・蒼天の扇|場の空気を、そっと軽くする人
・黄昏の鍵|誰も気づかぬ扉を、そっと開ける人
・薄明の帳|声を荒げず、多くを包み込む人
・遠雷の鐘|ここぞという時、静けさを破って響く人
・糸雨の紡ぎ|細く長く、絆を紡ぎ続ける人
・満潮の扉|満ちる時を知り、機を逃さぬ人
・木漏れ日の杖|小さな支えを、いつも携えている人
・残照の橋|終わりゆくものと、始まるものをつなぐ人

いかがでしたでしょうか。読んでみて、いくつか「これは自分かもしれない」と思うものがあったかもしれません。ひとつだけがぴったり当てはまるとは限りませんし、置かれている状況によって、近く感じる紋が変わることもあると思います。そういう揺らぎも含めて、気軽に楽しんでいただけるものです。

友人や家族の生年月日を思い浮かべながら、この人はどの紋に近いだろうかと想像してみるのも、ちょっとした会話のきっかけになるかもしれません。誰かの意外な一面に気づいたり、逆に「たしかにそうかも」と納得したり、そんな小さな発見を楽しんでいただければと思います。

よくいただく質問をいくつかご紹介します。「呼び名を変えると紋も変わるのか」というご質問には、変わることがあります、とお答えしています。呼び名は判定に使う要素のひとつなので、ニックネームで判定した結果と、フルネームで判定した結果が異なるのは自然なことです。どちらが正しいというものではなく、どちらの呼ばれ方の自分に近いかを見比べていただくのも一つの楽しみ方です。「誕生日が同じ人は、いつも同じ紋になるのか」というご質問には、呼び名が違えば別の紋になることが多いとお答えしています。

自分の紋を知ることそのものよりも、知ったあとにどう受け止めるかのほうが、実は大事なのかもしれません。当てはまると感じた部分は素直に受け取り、当てはまらないと感じた部分は「今の自分はそうではないのだな」という気づきとして受け取っていただければ、どちらの結果も無駄にはならないはずです。

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