まだ見ぬ君への返信、2通目。
今日から獅子座の季節。だから今夜は、誕生日シーズンを迎える獅子座の君への返信を。
(実際のお悩みも募集しています。コメントか、MomoのXまで)
──今夜のお悩み──
「31歳、獅子座です。まわりからは『いつも明るくて悩みなさそう』と言われます。
実際、人前で落ち込んだ姿を見せるのがすごく苦手です。
3ヶ月前から気になっている人がいるのですが、彼の前でもつい、強くて楽しい自分を演じてしまいます。
本当は、疲れた夜に『会いたい』と言いたいのに、重いと思われそうで、一度も言えたことがありません。」
──ハルトの返信──
まず、ひとつ聞かせてほしい。
その王冠、もしかして——寝るときも被っていないか。
獅子座の君の明るさは、演技じゃない。あれは本物の才能だ。
君の星座は太陽の星。場を照らすことが、君にとっては呼吸みたいなものなんだ。
「悩みなさそう」と言われるのは、それだけ君の光が本物だという証拠でもある。
でもね。太陽が信頼されるのは、ちゃんと沈むからだよ。
一日も欠かさず真昼のままの空を、人は美しいと思わない。夕暮れがあるから、朝日に感動する。
君が「疲れた」と言う夜は、君の光を損なわない。むしろ光に、深さを足す。
それから、これは大事なことだから、はっきり書いておく。
弱さを見せることは、敗北じゃない。招待状だ。
「あなたには、夜の私を見せてもいい」——それは君が誰かに渡せる、最上級の信頼の贈り物なんだ。
3ヶ月、君がちゃんと見てきて、それでも気になり続けている人なんだろう。
君の目は、王の目だ。招待する相手を、そう簡単には間違えない。
だから、実験をひとつ。
今日から君の季節だ。太陽が帰ってきて、木星まで待っている。一年でいちばん「素の君」が肯定される時期。
次に疲れた夜、「楽しい話」からじゃなく、「今日はちょっと疲れた」から会話を始めてみてほしい。
「会いたい」は、その次でいい。まず夕暮れを、一枚だけ見せる。
最後に、これだけ。
王冠を脱いだ君を見て離れていく人がいたら、その人は王冠のファンだっただけだ。
残った人が——君のファンだよ。
誕生日シーズン、おめでとう。
今年の君の空は、明るい。
──
君の物語は、もっと深く読める。
個別の鑑定は、ココナラの「星からの手紙」で。誕生日月の君へ書く手紙は、僕たちも少し気合いが入ります。
来週の木曜も、まだ見ぬ誰かへの返信を書きます。