「まだ好きだから苦しい」とは限らない

「まだ好きだから苦しい」とは限らない

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失恋したあと、

悲しくて仕方がない。
寂しくて、会いたくなる。

そんな気持ちになるものだと思っていたのに、

実際は、思い出すたびに腹が立つ。

「あの言い方、なんだったんだろう」

「あの時、どういうつもりだったんだろう」

もう終わったことなのに。

考えても答えなんて出ないのに。

ふとした瞬間に、またあの時のやり取りを思い出している。

失恋のあとには、そんな気持ちが残ることもあります。


「なんだったんだろう」で終わったやり取り

答えが出たやり取りより、

「なんだったんだろう」

で終わったやり取りの方を、何度も思い返してしまう。

悲しかったことも、
腹が立ったことも。

だから、また思い出してしまうのかもしれません。

そんな状態が続くと、

「まだ好きだから忘れられないのかな」

と考えることがあります。

でも、必ずしもそれだけではないと私は思っています。

相手に戻ってきてほしいのではなく、

「あの言葉は、どういう意味だったんだろう」

「あの態度は、なんだったんだろう」

と、終わったやり取りの中に答えを探していることもあるからです。

「相手が忘れられない」と
「あのやり取りに納得できていない」は、

似ているようで、少し違います。


相手の気持ちだけではなく、自分の「引っかかり」も見る

こういうご相談でタロットを見る時、

相手の気持ちだけではなく、

「自分は何に一番引っかかっているんだろう」

というところも私は見ていきます。

別れたことそのものが悲しいのか。

最後に言われた言葉が残っているのか。

大切にされなかったように感じて、腹が立っているのか。

それとも、

「どうしてあんな終わり方だったんだろう」

という答えがほしいのか。

頭の中だけで考えていると、全部が混ざって、

「まだ好きだから、こんなに苦しいんだ」

と一つの理由にしてしまうことがあります。

そんな時にカードを並べてみると、

今まで一つに見えていた気持ちを、少しずつ分けて見られることがあります。


「まだ好き」だと思っていたけれど

カードを見ながら気持ちを整理していくうちに、

「まだ好きだから苦しいと思っていたけど、私、答えがほしかっただけなのかも」

そんなふうに見えてくることもあります。

もちろん、それが分かったからといって、

急に相手のことを思い出さなくなるわけではありません。

過去のやり取りも変わりません。

でも、

「私はまだこの人が好きだから苦しい」

と思っていた時とは、少しだけ見え方が変わります。

「私は、あの時のことに納得できていなかったのかもしれない」

そこまで分かると、

次に考えることも少し変わってきます。


私がタロットで大切にしていること

私は、タロットで遠い未来を決めたいとは思っていません。

「忘れた方がいい」
「復縁した方がいい」

と、こちらから答えを決めることもしたくありません。

まだ好きなのか。

納得できていないだけなのか。

それとも、自分でもまだ気づいていない何かが引っかかっているのか。

一人で考えていると同じところを何度も回ってしまう時に、カードを使って少し違うところから見てみる。

そして、

「私が引っかかっていたのは、ここだったのか」

と気づけたら、

そこから先をどうするかは、自分で選んでいけると思っています。

未来を決めるためではなく、

今の自分が何を感じているのかを知るために。

私は、そんなふうにタロットを使っています。

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