オリジナルキャラクターアニメ『しっぽだけ変身たぬっぽ』を一人で制作し、海外メインで1000万再生25本以上総フォロワー90万以上の実績をもつ作者が海外バズのメリット・デメリットを自らの経験に基づき紹介する記事です。
トップ画像はインド人リアクション芸人babadooreactionさんのスクショです。連続でたぬっぽのリアクション動画を上げてます。
海外バズのメリット3つ
メリット①ターゲットの母数がクソ多い
これは特に「たぬっぽ」のようにノンバーバル(セリフや文字はなくアニメだけ)で年齢や文化圏関係なく楽しめるコンテンツで顕著ですが、再生数や登録者・フォロワーの天井がとんでもなく高いです。たぬっぽはインドやインドネシアの視聴者が多いですが人口は以下の通り
日本:1億2000万
インド:14億
インドネシア:2億8500万
インドの公用語の中でマイナーよりなマラヤーラム語の話者ですら3,570万人います。サウジアラビアの人口と同じぐらいです。
なので億単位の再生数やチャンネル登録者1000万も現実的に可能な範囲です。日本人向けに作った場合はとても達成するのは難しいです。
メリット②反応がおもろい&気楽
海外から想定通りのコメントがくるのも気分がいいですが、なんかよく分からないけど楽しんでいるコメントも来るのも面白いです。また、ぱっと見なんて書いてあるか判読できず、特に英語以外はしっかり翻訳機能を使わないと解読できないので、コメントの内容で一喜一憂することはありません。気楽です。
メリット③世界の広さを感じる
インスタやtiktokでどんな人がフォローしているか見てみると色んな人がいます。東南アジアの湿地帯に住んでるかわいい女の子だったり、裸足で外で踊るアフリカの青年だったり、ロシアの筋肉ムキムキの女性だったり色んな世界の人の生活を身近に垣間見ることができます。
海外バズのデメリット6つ
デメリット①広告単価が低い
YouTubeの広告収益の1再生辺りの単価が日本と比べると低い国が多いです。欧米は日本と同等かそれ以上ですが、前述したインドやインドネシアだと3~5分の1ぐらいとなります。再生数の割にそんなに稼げません。
デメリット②案件が来ない
これはコンテンツの内容によるのかもしれませんが、今のところスパムメールしか来てません。日本人メインで総フォロワー90万以上となればかなりの案件が来るとは思いますが、たぬっぽは案件ゼロです。ただもしちゃんとしたオファーが来た場合、グローバルな案件となるので国内案件より額の桁が一つ多いかもしれません。
デメリット③無断転載されがち
日本でも「海外の面白動画紹介」みたいな無断転載アカウントがありますが、それと同じように、とりあえずバズった動画を無断転載するアカウントはマンボウの赤ちゃんのように大量にあります。単に著作権の概念のない一般人もいれば、情報商材屋が「YouTubeで簡単に稼ぐ方法」みたいな商材で無断転載を教えてる場合もあります。実際、その情報商材を買ったインドの一般人が「フリー素材だと聞いたのにこのたぬっぽのアニメをYouTubeに上げたら削除された」というクレームメールを情報商材屋だけでなく、たぬっぽのメアドもbccに入れて送られてきた件がありました。
↑147ルピー(約250円)でたぬっぽを含む5000本近くの動画とテンプレ素材が売られていました。
デメリット④大手チャンネルに丸パクリされる
こちらは2026年5月に公開された登録者2700万以上のゲヒャンスー GH'S
氏の動画
こちらは2025年7月公開のたぬっぽの動画
動物を替えただけで内容は丸パクリです。クレジット表記してくれればいいのですがコメントしてもフルシカトされてます。日本のクリエイターだと炎上しそうな案件ですが、元々パクリネタも多いチャンネルのようでパクられた側は何のメリットも無く泣き寝入りです。
デメリット⑤グッズ買わない
これはAI調べなのできっちり正確な数字ではない可能性がありますが
■1人あたりの年間消費額のイメージ(国際比較)
アメリカ・日本:圧倒的トップ(年間 約25,000円〜35,000円/人)
イギリス・韓国:中〜高水準(年間 約10,000円〜15,000円/人)
中国:急速に上昇中(年間 約1,800円〜2,500円/人 )※人口が多いため平均は下がるが、都市部のZ世代に限れば日本並み)
東南アジア(インドネシア・インド等):これからの成長市場(年間 数百円/人 ※ただし、コアなファン層の熱量は高い)
そんなに裕福じゃないのかもしれませんがインドやインドネシアはキャラグッズに年間数百円しか使いません。物理グッズは関税だけでも何百円とかかりそうなので売れるわけありません。
デメリット⑥炎上・法的リスク
日本であれば無断転載情報商材屋のしっぽを掴めば損害賠償請求できそうなものですが、外国で訴訟を起こすことはほぼできません。
またどこかの首相のように勝手にトークンを作られる被害もありました。
すぐ終了したようなので特に対処していませんが、「トークンを勝手に作られる」被害をどう防ぐべきか見当が付きません。
他にも例えば海外ユーザーに悪質なデマを流されたとしてもSNS内で通報することしかできず、法的手段に訴えることができません。
このような想定外の被害が発生することが多く、個人クリエイターとして対処は限界があります。
まとめ:何故ココナラを始めたか
以上が海外バズのメリット3つデメリット6つでした。こうして書くとデメリットの方が大きい気もします。しかししっかりコンテンツを守る態勢を整えて続けていければ、得られる数字の桁が一つ二つ増えます。そのメリットはデメリットを充分上回るはずです。
さて現在たぬっぽのYouTubeは既に挙げたデメリットに加え収益化が停止されるという最大のデメリットを喰らっております。YouTubeの収益化停止は国内外問わず多く発生しているようで海外バズは直接関係はありません。ただ収益化停止のはっきりした原因は分かっていませんが有力な説としては無断転載が4000件以上されたことで、たぬっぽ自体がYouTubeのAIにスパム的コンテンツとして認識された可能性があることです。なので間接的には関連していると言えるかもしれません。
現在たぬっぽとしての収益はゼロです。グッズ売れない。案件来ない。総フォロワー90万人いても収益はありません。日本人のフォロワーが多ければこんなことにはなっていなかったと思います。
ということでココナラで仕事を募集していますので、どうか助けてください。