5~6年前に、社内でSEOのセミナーを行ったところ、受講者さんからこういう質問が来ました。
「Amazonに勝つ方法ってありますか?」
こういう質問って大好き(笑)なんですが、私は即座に
「ありません」
と返事いたしました(笑)
ちょっと理由をお教えいたします。
■Amazonは、すでに「インフラ」レベル。
Amazonって、すでに「インフラ」と呼んで差し支えない存在なんですよね
(^^;)
この「巨大インフラ」に対して、中小企業がどうあがこうが勝てる術はありません。。。
SEOにしても、Amazonのように多くのユーザーが利用しているサイトを検索結果から外すことは、Googleにとってもユーザー体験を損ねることになります。
Amazonは多くのユーザーが利用している巨大なECサイトです。
Googleとしても、ユーザーが求めているページを検索結果に表示することが重要ですから、検索意図に合致する場合はAmazonが上位に表示されるケースが多くなります。
正直、Amazonに対して中小企業が「勝ちたい」と思うのは
「紙飛行機でジェット機に勝とう」とするくらいの差があります。
考えてもみてください。
自社ですでに巨大な物流を動かし、「マーケットプレイス」によってさまざまな企業を取り込み、その販売網は世界中へ広がっています。
もう、本当に「巨大インフラ」なのですよ、Amazonという存在は(^^;)
では、全く太刀打ちできないのか、というとそうでもありません。
ニッチなところを突く業態であれば、その分野においてAmazonを出し抜くことができるかも・・・です。
(ニッチ:大手企業や競合他社が参入していない、規模は小さいものの特定のニーズ(需要)がある分野のことです。)
■Amazon・楽天にはない商品を取り扱う
まずは、絶対的にこれですね。
Amazonで取り扱っていない商品を扱うのが、一番の対抗策です。
私、「立杭の郷ぽんず」というポン酢が大好きで、これAmazonでは売っていないんです。
なので、めっちゃ高い(1L:2,500円+送料)お金を払ってでも、その専用サイトで購入しております。
こういった商品があると「強い」です。
需要はあるけれど、Amazonには取り扱っていない商品。
ニッチで一定数需要のある商品は、魅力的ですよね。
また、他の商品と抱き合わせできるようなラインナップを組むことも重要です。
■Amazon・楽天より安く販売する
これは本当に難しいんですが、とにかく安くすれば需要は上がります。
(とにかく「より低価格で」と検索するユーザーは確実に存在します。)
とはいえ、採算に合わない場合は、無理に下げてしまっても・・・というジレンマがあります。
無理のない範囲で、Amazon・楽天よりも価格を安くすることができる場合は、そういう選択肢もあります。
■そのほか、Amazonにはないサービスを見出す
・地域限定の商品
・専門知識が必要な商品
・オーダーメイド
・アフターサポート重視の商品
などなど、Amazonでは提供しづらい専門店的な商品・サービスで攻めるのも一つの手です。
専門性や独自性が求められる商品・サービスでは、中小企業にも十分チャンスがあります。
■正直、Amazonにはトータルでは勝てない。
全てにおいてAmazonに勝とうとすると、もう日本の国家を挙げても難しい話です(^^;)
ただ、ニッチな分野においては、Amazonを出し抜くことは可能です。
そういった商材を見つけてそこに集中すれば、売上は上がるのではないでしょうか?
でも、消費者側からすると・・・やっぱり願ってしまいます。
「立杭の郷ぽんず、Amazonで売ってくれないかなぁ・・・」って(笑)
Amazonを相手に、というよりは、そういったニッチな商品を探してそれを販売することが、
「勝利」
と位置付けてよいのかもしれませんね。
Amazonに真正面から挑むのではなく、自分だけの強みがある市場で勝負する。
それが中小企業にとって、一番現実的なSEO戦略なのかもしれません。