久しぶりのブログ更新となりました。
最近、AIを活用した仕事の効率化や業務改善という言葉をよく見かけるようになりました。
確かにAIは便利です。
文章を書いたり、プログラムを作ったり、情報を整理したり。以前なら時間をかけていた作業も、短時間で進められるようになりました。
しかし、私が大切にしているのは、AIを使うことそのものではありません。
**「現場で困っていることを、どうすれば解決できるのか」**
これが出発点です。
## 技術の問題は、一つの専門分野だけでは解決できない
私はこれまで、制御ソフトウェア、通信、組込みシステム、RTOS、システム開発など、さまざまな現場に携わってきました。
その経験から感じているのは、現場の問題には複数の技術や事情が絡み合っていることが多い、ということです。
例えば、
- 設備の状態を離れた場所から確認したい
- 異常が発生したらスマートフォンへ通知したい
- 機械を改修したいが、制御やソフトウェアを相談できる相手がいない
- 製作業者に考えを伝えたいが、仕様書や図面にまとめられない
- 既存の仕組みを活かして、できるだけ費用を抑えたい
こうした相談に対して、最初から高額なシステムや大がかりな開発を提案する必要はないと考えています。
まずは現状を理解し、何が問題なのかを整理する。
そのうえで、使える技術や既存の設備を組み合わせ、現実的な方法を考えることが重要です。
## Raspberry Piを使った遠隔監視の取り組み
これまでの取り組みの一つに、Raspberry Piを使った設備の異常監視があります。
設備からの接点信号を取得し、異常をLINEで通知する仕組みです。
一見すると簡単な仕組みに見えるかもしれません。
しかし、実際には信号の取り扱い、GPIOの設定、通知処理、ネットワーク接続など、確認しなければならないことがいくつもあります。
実証を通じて基本動作を確認できた一方、瞬断や長時間運転など、さらに検証すべき項目も見えてきました。
大切なのは、**「動いた」で終わらせず、実際の運用に必要な条件を整理すること**だと考えています。
## 友人の機械改修を、AIとの協働で支援しています
現在、友人が進めている小型炭化炉の改修案件を、私の技術経験とAIを融合させながらお手伝いしています。
友人には機械設備や現場の知識があり、私は制御・通信・ソフトウェアの経験を持っています。
そこにAIを加えることで、異なる分野の知識や経験を結びつけ、構想の整理や技術的な検討を進めています。
面白いのは、**専門分野が異なっていても、それぞれの知識をAIがつなぐことで、検討できる範囲が広がる**という点です。
もちろん、AIが出した提案をそのまま採用するわけではありません。実際に使えるものにするためには、人による検証と判断が必要です。
**人が持つ経験や知識とAIを融合させる。**
この取り組みは、その可能性を実感できる実例の一つになっています。
## GAOSという取り組み
私は、こうした活動を支える仕組みとして、GAOSというAI活用体制を構築しています。
特徴は、一つのAIにすべてを任せるのではなく、役割ごとに業務を分けることです。
技術検討、設計支援、資料作成、進捗管理、広報など、それぞれの役割を持たせ、人が全体を統括します。
これは単なる作業の自動化ではありません。
**少人数でも、複数の専門業務を整理しながら仕事を進められる体制を作ること。**
そこに可能性を感じています。
## 小さな困りごとから相談できる窓口へ
大企業であれば、専門部署や外部の開発会社に相談できます。
しかし、小規模な事業者や個人の方にとっては、ちょっとした技術相談でも、どこに話を持っていけばよいか分からないことがあります。
「こんなことを相談してよいのだろうか」
「まだ構想しかないけれど、話を聞いてもらえるだろうか」
そんな段階でも、まずは問題を整理するところからお手伝いできればと考えています。
そのため、現在ココナラで**具体的内容の技術相談窓口**の展開を進めています。
現在でも技術相談窓口はありますが、漠然としています。なので、下記を
展開したいとかんがえています。
A:AI初心者入門 AIって何? 初心者向けに使い方を解説
B:業務改善相談 業務の困りごとを整理し、改善の方向性を考える
C:AI導入相談 AI導入に必要な条件と進め方を整理
と、より明確なAI技術の橋渡しです。
## 最後に
AIがどれだけ進化しても、現場には現場の事情があります。
設備の状態、作業者の負担、予算、納期、使い勝手。
それらを理解せずに、技術だけを導入しても、よい結果にはつながりません。
私が目指しているのは、長年の現場経験とAIを組み合わせ、困っている方の課題解決を支援することです。
**AIを売るのではなく、AIを活用して問題を解決する。**
この考え方を大切に、これからも取り組みを紹介していきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。