AIコードレビューがうまくいかない?

AIコードレビューがうまくいかない?

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問題は「運用プロセス」にある!

AIを使ったコードレビューで、指摘の多くがコーディング規約だった。
ところが、その指摘内容がプロジェクト固有の規約とは合っていない。
そんなことが起きる場合があります。

でも、これはAIそのものの問題というより、AIに何を基準として判断させるか、という運用側の問題だと思います。

AIがプロジェクト固有の規約を知らなければ、一般的なコーディング規約や一般知識を基準に判断するのは当然です。
だったら、必要な規約をAIに渡せばいい。

まずはそこからです。

■規約を積み重ねる
例えば、
・一般的なコーディング規約
・社内標準
・顧客指定規約
・プロジェクト固有規約
・過去に追加されたルール
などを整理して、AIが参照できる形にします。
重要なのは、毎回ゼロから作らないことです。

前のプロジェクトで使った規約やルールを足場にして、今回必要な条件だけを追加する。
その積み重ねによって、AIに渡す判断基準そのものが育っていきます。

■AIであるからこそ、前プロジェクトを使う

AIを使うたびに、「どう聞けばいいか」「何を読ませればいいか」を最初から考えていたら、効率は上がりません。

前のプロジェクトで使った、
・有効だったプロンプト
・規約
・レビュー観点
・追加ルール
・誤指摘への修正内容
などを残しておけば、次のプロジェクトではそこから始められます。
つまり、前プロジェクトの結果を次の初期値にする。
AIであるからこそ、この積み重ねが重要です。

■ルール作りにもAIを使う

規約やルールを人だけで作る必要もありません。
過去のレビュー結果や修正履歴をAIに読ませて、
「この内容をルールとして整理して」
「重複している項目をまとめて」
「今回追加された条件だけ抜き出して」

と依頼すれば、ルール作りそのものにもAIを使えます。
人が全部整理するより、かなり時間を短縮できます。
もちろん、最終確認は人が行います。
少なくとも、整理やたたき台の作成までAIに任せるだけでも、
作業負担はかなり減らせます。

■チューニングを運用プロセスにする

流れとしては、
規約を作る
↓
AIに読ませる
↓
コードレビューする
↓
人が確認する
↓
修正内容をルールへ反映する
↓
次のプロジェクトで再利用する

という形です。
これを繰り返せば、AIを使うたびにゼロから準備する必要がなくなります。
しかも、使えば使うほど、規約と運用方法が整理されていく。
AIを単発で使うのではなく、運用資産として積み上げるという考え方です。

■最後に

AIコードレビューで、一般論ばかり指摘される、
プロジェクト固有規約と合わない。
そんな時、「AIは使えない」で終わらせる必要はありません。

まず確認するのは、AIに正しい判断基準を渡しているか。
そして、その判断基準を次のプロジェクトへ引き継げる形にしているか。
さらに、ルール作りそのものにもAIを使っているか。

ここまで運用として作れば、AIはレビューするだけの道具ではなく、ルールを整理し、次の仕事を速くするための仕組みとして使えるようになります。

問題はAIではありません、「運用プロセス」にある!
そして、最終決定を行うのは人です。
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