同じ内容を報告しているのに、ある上司にはすっと通って、別の上司には渋い顔をされる。中身は何も変えていないのに、です。
これは、あなたの報告が下手なわけではありません。相手が「何を気にする人か」を外しているだけ。
数秘術では、生年月日からその人の軸になる数字(ライフパスナンバー)が出ます。その人が生まれつき大事にしているもの、無意識に引っかかるポイントが、ここにかなり出る。上司の数字が分かると、どこでイラッとされやすいかの見当がつきます。今日はそこだけに絞ります。
たとえば、こんな人がいたとします。前の上司には「要点が早くていい」と言われていたのに、異動した先の上司には「で、背景は」「手順は」と毎回聞き返される。同じやり方なのに、評価が真逆になる。本人は戸惑うばかりです。
これは、相手の数字が変わったから。悪いのはあなたのやり方ではなく、相手に合わせる前提が抜けていただけです。
■ まず、上司の数字を出す
やり方はかんたんです。上司の生年月日を、全部1桁になるまで足すだけ。
たとえば1973年3月17日生まれの上司なら、1+9+7+3+0+3+1+7 = 31、さらに 3+1 = 4。ライフパスナンバーは4です。
注意は一つ。足していく途中で11・22・33が出たら、そこは1桁にせず、そのまま読みます。
ついでに、自分の数字も同じやり方で出しておくと話が早い。2001年5月4日生まれなら、2+0+0+1+0+5+0+4 = 12、1+2 = 3。ライフパスナンバーは3です。自分と上司、二つの数字を並べると、どこが噛み合わないのかが見えてきます。
生年月日が分からなければ、無理に聞き出さなくていい。普段の口ぐせや、何にうるさいかから見当をつけるだけでも、十分に使えます。
■ ナンバー別・上司の地雷と、通る言い方
自分の上司を一人思い浮かべながら読んでください。どの数字が良い悪いではありません。同じ長所が、場面を変えれば「うるさい上司」の顔になる、というだけの話です。
【1 自分で決めたい上司】
先に答えを聞きたい人。前置きが長いと、話の途中で「で、どうしたいの」と遮られます。先に要点と、あなたなりの意見を一言。指示待ちに見えた瞬間、評価が下がります。
【2 和を気にする上司】
強引に進められるのが苦手。「これで決まりです」より「相談なんですが」の入り方が効きます。周りへの配慮をひと言そえると、ぐっと通ります。
【3 場の空気が大事な上司】
重い報告や、細かすぎる話で空気が沈むのを嫌います。要点を明るく、短く。深刻な話ほど、暗く持っていかない工夫がいります。
【4 手順を重んじる上司】
曖昧さと、手順の飛ばしに弱い。「たぶん」「だいたい」が一番怒らせます。根拠と数字と順番をそろえて出すと、安心して通してくれます。
【5 スピード重視の上司】
遅さと、長い話にイラッとします。前例どおりも好みません。先に選択肢を複数見せて、テンポよく。細部は聞かれてから出せばいい。
【6 面倒見のいい上司】
報告がないこと、一人で抱え込むことを嫌います。こまめに途中経過を入れる。助けてもらったら、ひと言お礼を。それだけで味方になってくれます。
【7 筋を通したい上司】
中身の薄い報告と、感情だけの訴えに冷めます。考えている時間を奪う割り込みも苦手。根拠をそろえ、相手の間合いを尊重して。
【8 成果で見る上司】
言い訳と、数字のない報告が響きません。結果と、次の一手まで用意する。小さくまとめず、はっきり言い切ると信頼されます。
【9 意味を求める上司】
目先の作業の話だけでは乗ってきません。「何のために」をひと言そえる。全体像とつなげると、途端に聞く耳を持ってくれます。
【11 感受性の高い上司】
詰める言い方や、無神経なひと言に敏感。正論でも、刺し方がきついと心を閉じます。丁寧に、向かう先の話を少し混ぜて。
【22 大きな絵を描く上司】
スケールの小さい提案や、「できない前提」の話に物足りなさを感じます。大きな構想と、足元の一歩の両方を見せると響きます。
【33 枠にはまらない上司】
形式だけ、損得だけの話には乗りません。人や想いの部分に触れると、ぐっと距離が縮まります。ただし気分の波がある人。タイミングは選んで。
使い方は、身構えなくていい。報告の前に一呼吸おいて、「この人は数字と手順を見る4だから、先に根拠をそろえよう」と、頭の中で一つ段取りを足すだけ。慣れると数秒の作業です。
同じ資料でも、1の上司には要点から、7の上司には根拠から差し出す。入口の順番を変えるだけで、相手の表情が変わります。中身を作り直す必要はありません。
全部を覚えなくていいんです。自分の上司の数字を一つだけ、頭の片隅に置く。それだけで、同じ中身の報告が、不思議と通りやすくなります。
ただ、数字は相手を決めつける札ではありません。どの数字にも、強みと弱みの両方がある。「そういう傾向があるかも」くらいの軽さで使うのが、ちょうどいいんです。
■ もっと詳しく知りたい方へ
上司との関係をもっと具体的に見たいなら、相性鑑定が向いています。二人分の数字から、どこがかみ合い、どこでぶつかりやすいかを読み解いていきます。まず自分の軸を知りたい方は、個人鑑定から。どちらもプロフィールの出品サービスからご覧いただけます。
占いは、自分や相手を知るための参考です。最後にどう動くかは、ご自身で決めてください。