ピンクリボンの歩みを知る。乳がんの不安を、一人で抱えないために

ピンクリボンの歩みを知る。乳がんの不安を、一人で抱えないために

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「乳がんの情報を見ると、気になって落ち着かない」
「誰かに聞きたいけれど、何から話せばよいか分からない」

10月はピンクリボン月間です。[5]

今月は乳がんの基本や検診、治療と暮らし、相談先を、シリーズでひとつずつお届けします。気になる回から、ご自身のペースで読んでいただけたらうれしいです。

今日のテーマ

まずは、ピンクリボンが広まった歩みから。乳がん啓発の歴史をたどります。

知ってもらう活動が、少しずつ広がって

米国がん協会によると、乳がん啓発月間につながる活動は、1985年に共同で始めた1週間のキャンペーンにさかのぼります。検診について知ってもらう取り組みでした。[1]

1991年、乳がん支援団体のスーザン・G・コーメンは、ニューヨークの「Race for the Cure」で参加者にピンクのリボンを配布しました。[2]

1992年には、エヴリン・ローダーと「SELF」誌のアレクサンドラ・ペニーがピンクリボンを共同で制作。ローダーの啓発キャンペーンも始まりました。[3]

今の気持ちを、置き去りにしなくても

こうした歩みを知っても、すぐに前向きになれない日があると思います。診断前、治療中、治療後では、気になることも違います。

「今、何に困っているのか」から考えてもかまいません。自分の気持ちを言葉にできないときも、無理にまとめる必要はありません。

注意したいこと

情報を読むことと、必要な受診は別に考えましょう。しこりや乳房のひきつれなど、気になる変化があれば、検診を待たず医療機関へ。[4]

この記事から、病気の有無や必要な検査・治療を判断することはできません。

今日できる小さな行動

「今いちばん気になること」を、短い言葉で一つ書いてみてください。そのメモを、自分の気持ちを振り返る手がかりにできます。

次回は「乳がんはどんな病気?」。まず知っておきたい基本を、一緒に整理していきます。

参考情報・確認日

[1] American Cancer Society「Turning Awareness Into Action: 40 Years of Breast Cancer Awareness Month」

[2] Susan G. Komen「Our Mission and History」

[3] The Estée Lauder Companies「The Breast Cancer Campaign」

[4] 国立がん研究センター がん情報サービス「乳がん検診について」

[5] 日本対がん協会「ほほえみ基金」

確認日:2026年10月1日(日本時間)
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