未経験からアプリ開発を始めようとすると、最初に悩むのが「何で作ればいいのか」だと思います。
Swiftがいいのか。
Kotlinがいいのか。
Flutterがいいのか。
React Nativeがいいのか。
それともノーコードやAIを使った方がいいのか。
たしかに、開発手段を選ぶことは大切です。
ただ、未経験から個人開発を始める場合、最初に決めるべきなのは、使う技術よりも「どこまで作ったら完成とするか」です。
完成ラインがないと、いつまでも公開できない
個人開発でよくあるのが、作っている途中でどんどん機能を増やしてしまうことです。
最初はシンプルな記録アプリを作る予定だったのに、途中で以下のような機能を入れたくなります。
ログイン機能
画像アップロード
通知機能
グラフ表示
検索機能
並び替え
バックアップ
サブスク課金
デザインの作り込み
もちろん、どれも便利な機能です。
ただ、最初から全部入れようとすると、完成しないまま時間だけが過ぎてしまいます。
未経験から個人開発を始める場合は、まず「最初の公開版ではここまで」と線を引くことが重要です。
例えば、家計簿アプリなら、
支出を登録できる
一覧で確認できる
削除できる
月ごとの合計が見られる
ここまでできたら最初のバージョンは完成、と決めてしまう。
これだけでも十分です。
技術選定は目的から逆算する
開発手段は、作りたいものや目的によって変わります。
iPhoneアプリをしっかり作りたいならSwift。
Androidアプリをしっかり作りたいならKotlin。
iOSとAndroidの両方を作りたいならFlutter。
Webアプリから始めたいならReactやNext.js。
できるだけ早く形にしたいならノーコードやAI開発ツール。
どれが絶対に正解というより、自分の目的に合っているかが大切です。
ただし、未経験の場合は、最初から選択肢を広げすぎると迷いやすいです。
最初は以下のように決めてもいいと思います。
iPhoneだけで使いたいアプリならSwift
Androidだけで使いたいアプリならKotlin
両方で使いたいならFlutter
ブラウザで使えればいいならWebアプリ
早く試作品を作りたいならノーコードやAIツール
大事なのは、最初の選択で完璧を目指さないことです。
1つ作り切ると、自分に合う作り方が見えてきます。
未経験者は「学習」と「開発」を分けすぎない方がいい
アプリ開発を始める前に、まず基礎学習を完璧にしようとする方もいます。
もちろん基礎は大切です。
ただ、学習だけを続けていると、実際にアプリを完成させる経験がなかなか積めません。
個人開発では、作りながら覚えることも多いです。
画面を作る。
ボタンを押したら処理が動く。
入力したデータを保存する。
保存したデータを一覧に出す。
エラーが出たら調べて直す。
この流れを繰り返すことで、少しずつ理解が深まります。
最初からきれいなコードを書けなくても問題ありません。
まずは動くものを作る。
そのあとで直す。
個人開発では、この順番でも十分に前に進めます。
公開前に見落としやすいこと
アプリが動くようになると、すぐに公開したくなります。
ただ、公開前には最低限確認しておきたいことがあります。
アプリが起動できるか
主要な画面に移動できるか
入力した内容が保存されるか
保存した内容を編集・削除できるか
通信エラー時に不自然な表示にならないか
画面サイズが違っても大きく崩れないか
アプリがクラッシュしないか
ストア掲載文やスクリーンショットが準備できているか
Androidアプリの場合は、Google Playの申請やクローズドテスト対応も必要になります。
未経験から開発を始めた方ほど、アプリ本体の実装に集中しがちですが、公開にはテストや申請準備も含まれます。
特にGoogle Playのクローズドテストは、初めてだと流れがわかりにくい部分があります。
テスターの登録、参加状況の確認、14日間の運用、製品版申請前の整理など、開発とは別の作業が発生します。
最初のアプリこそ、公開まで経験した方がいい
未経験から個人開発を始めるなら、最初のアプリは公開まで経験するのがおすすめです。
公開すると、自分の中で区切りがつきます。
また、公開後に改善するという流れも経験できます。
個人開発は、最初から完璧なアプリを出す必要はありません。
最初は小さく出して、反応を見ながら直していく方が現実的です。
公開まで経験すると、次に作るアプリでは以下のようなことを最初から意識できるようになります。
どの機能を最初に作るべきか
どの機能は後回しでいいか
どの画面で不具合が起きやすいか
ストア申請で何が必要か
テストをいつ始めるべきか
これは、学習だけではなかなか身につきません。
まとめ
未経験からアプリ開発を始める場合、最初に大切なのは、どの技術を使うかよりも「どこまで作ったら完成とするか」を決めることです。
完成ラインを決めずに作り始めると、機能が増え続けて公開まで進みにくくなります。
最初は小さく作る。
最低限の機能で完成させる。
実際に動かす。
テストする。
公開まで進める。
この流れを一度経験するだけで、個人開発の全体像がかなり見えやすくなります。
AndroidアプリをGoogle Playで公開する予定がある方は、クローズドテストの準備も早めに確認しておくと安心です。
BySho2では、Google Playクローズドテストの12人・14日間運用をサポートしています。
個人開発でアプリ公開まで進めたい方、テスター集めやクローズドテストの進め方に不安がある方は、以下よりご相談ください。
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