整体院は利益を確保しなければ、家賃に光熱費に自分の給料を捻出できません。
利益を確保するための手段の一つが回数券です。
整体院には回数券を販売するところと販売しないところがあります。
回数券を売る整体院が増えている
最近知人が新しくできた整体院に行ったら、次のように言われたと言っていました。
「今の症状は週に2回来なければ改善しない、良ければ回数券を買ってください」と言われたようです。
知人は回数券を買わずにその場を逃れました。
回数券を売る整体院の話を時々聞くことがあります。
10万円の回数券を売るところも実在する
この話も知人から聞いた話ですが、10万円の回数券を売りつける整体院があります。
初回は1時間ほど話を聞いて、10万円の回数券を買うように誘導し、承諾を取ってから施術に入る流れで経営しています。
施術を受けに行った人の結果は1回目の施術を受けた後、体が回復する感触がなかったとのことです。
次は行く気にならなかったので、行かずに終わっています。
大金を払った人は自分の症状は快方に向かっていないので、満足も納得もしていません。
残りの回数券分はドブに捨てたようなものです。
褒められたものではありませんが、回数券10万円を売りさばいているところは、ものすごいマーケティングを勉強しています。
また、ネットの広告にも莫大な費用をかけています。
極端な例をとりあげましたが、こういった整体院が実在するのです。
名前は絶対出しません。
私が所属している整体団体の講師には回数券を売っている人は一人もいない
私が所属している整体団体 二宮整体の創設者(故)二宮進先生が兵庫県芦屋市で整体操法を行っていたとき、1回の料金が8,000円(初回18,000円)でした。
全盛期のころ、朝から晩まで人が絶え間なく整体操法を受けに来ていました。
受けに来ていた人達は回数券で来た人ではなく、全て自分から予約を取っていた人です。
しかも二宮進先生の操法は受けたい人がすぐに受けられるものではなく、紹介がなければ受けられませんでした。
この料金でこれだけ人が集まる理由は、結果を出して相手の体を回復させているからです。
この話を聞いてどう思われますか?
YouTubeでは整体院経営のノウハウなどが投稿されています。
「いかに回数券を買ってもらうか」
そんな話も出ていますが、回数券を売らなくても人が集まるところと回数券を売らなければ経営が成り立たないところの違いは技術の差ではないかと思っています。
現在の二宮整体には回数券を売っている講師は一人も居ません。
回数券を売らなくても経営が成り立っているとおわかりいただけます。
(故)二宮進先生が存命だったころ口にしていた言葉を思い出したので、お話しします。
「回数券を売るなんて邪道 次に来るか来ないかは相手が決めること 人の命に向き合う整体指導は1回は真剣勝負」このように言っていました。
※野口整体の流れを汲んでいる整体では施術のことを操法と呼んでいる。
レベルが高い整体院は回数券など売らない
レベルが高い整体院は回数券など売らなくても、自然に人が施術を受けに来ている傾向があります。
レベルとは施術の技術だけでなく、相手に納得させる説明も含んでいます。
無理に予約を取らなくてもリピーターになったり紹介をしてくれたりと人は集まるものです。