何度も同じところでつまずく。
そう気づいたとき、あなたはどう思いましたか。
「また自分のせいだ」「意志が弱いから」「もっと頑張らなければ」
そんなふうに自分を責めてきた方が、鑑定にいらっしゃることがとても多いです。
でも、私が命式を読んできた経験から言うと、同じ失敗を繰り返すことには、ほとんどの場合、構造的な理由があります。意志や努力の話ではないんです。
■ 命式には「パターン」が刻まれている
四柱推命の命式とは、生年月日から導き出される、その人固有の設計図です。
そこには、その人が自然と力を発揮できる方向、逆にエネルギーを消耗しやすい状況、繰り返しやすい行動パターンなどが、構造として読み取れます。
たとえば、いつも人間関係で同じように傷つく方がいます。職場が変わっても、相手が変わっても、なぜか似たような状況になってしまう。
命式を読むと、その方が無意識にとりやすい立ち位置や、エネルギーの向かいやすい方向が見えてきます。悪意があるわけでも、運が悪いわけでもなく、構造がそうなっているだけ、ということがわかるんです。
■ 「繰り返し」は、気づきのサインかもしれない
同じ失敗を繰り返すとき、多くの方は「また自分がダメだった」と感じます。
でも私は、それを少し違う視点で見ています。繰り返しが起きるのは、まだその構造に気づいていないから。命式を通じてその仕組みを知ることで、同じ場所でつまずかなくなることがあります。
「なぜいつもこうなるんだろう」という問いへの答えが、命式の中にあることは、決して少なくありません。
■ 自分を責めるより、構造を知ること
先日、「転職を繰り返していて、自分に問題があるんだと思っていた」という方の命式を読みました。
構造を見ると、ひとつの環境に長くいることより、変化の中で力を発揮するタイプでした。転職を繰り返してきたのは、意志が弱かったからではなく、その方の命式が変化を必要としていたからだったんです。
その方は鑑定の後、「やっと自分を許せた気がします」とおっしゃっていました。その言葉が、今も心に残っています。
■ 繰り返すパターンに、一度向き合ってみませんか
同じところでつまずいていると感じているなら、一度命式という視点で自分を見てみることをお勧めします。
責めるためではなく、知るために。
読み終えたとき、「そういうことだったのか」と静かに腑に落ちる。そんな鑑定を、私は心がけています。
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天海 理央
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