こんにちは!
今回は色彩検定1級の内容から、**「プルキンエ現象」**についてご紹介します。
夕暮れ時に散歩をしていると、昼間とは景色の印象が少し違って見えたことはありませんか?
実はこれは、私たちの目の働きによる現象かもしれません。
プルキンエ現象とは?
プルキンエ現象とは、
周囲が暗くなるにつれて、青系の色は明るく見え、赤系の色は暗く見える現象のことです。
昼間は赤い花が目立っていても、夕方になると青や青紫の花の方が目立って見えることがあります。
これは、光の量が少なくなることで、目の働きが変化するためです。
なぜ起こるの?
私たちの目には、光を感じる細胞が2種類あります。
錐体(すいたい)
明るい場所で活躍する
色を正確に見分ける
昼間の視覚を担当
杆体(かんたい)
暗い場所で活躍する
明るさに敏感
夜間や薄暗い場所で働く
夕方になると、錐体よりも杆体の働きが強くなります。
杆体は青緑色付近の光に特に敏感なため、青系の色が比較的明るく見え、赤系の色は暗く感じやすくなるのです。
身近な例
① 赤い花と青い花
昼間は赤い花が鮮やかに見えますが、夕暮れになると青い花の方が目立って見えることがあります。
② 夜道の看板
青や白を使った看板は、暗い場所でも比較的見つけやすく感じることがあります。
これは、人の目が暗い場所で青緑系の光を感じやすいためです。
③ 星空
昼間は見えない星も、空が暗くなると少しずつ見えてきます。
これは杆体が活発に働き始め、わずかな光も感じ取れるようになるからです。
色彩検定1級のポイント
覚えておきたいポイントは、
明るい場所では錐体が働く
暗い場所では杆体が働く
暗くなるほど青系は明るく、赤系は暗く見えやすい
この3つをセットで理解すると覚えやすくなります。
Webデザインにも活かせる!
プルキンエ現象を知ることで、デザインにも役立ちます。
例えば、
夜間でも見やすい配色を考える
屋外サインや案内表示の視認性を高める
時間帯による色の印象の違いを意識する
色は「選ぶ」だけでなく、「どんな環境で見られるか」を考えることも大切です。
まとめ
プルキンエ現象とは、
暗くなるにつれて青系の色が明るく見え、赤系の色が暗く見える視覚現象です。
これは、明るい場所では錐体、暗い場所では杆体が主に働くという、人間の目の仕組みによって起こります。
普段何気なく見ている景色も、目の働きを知ることで違った視点から楽しめるかもしれません。