「みんな」の熱狂から、少し離れた場所にいるあなたへ

「みんな」の熱狂から、少し離れた場所にいるあなたへ

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ここ数年、スポーツの話題と言えば、大谷選手の話題一色ですね。
テレビ、CM、果ては卒業式や入学式の祝辞、オンラインセミナーの冒頭まで。

私は昨年、二人の子供の卒業式と入学式へ計4回出席しましたが、驚いたことに、その多くで「大谷」というキーワードが使われていました。

「みんな知ってるでしょ」
「みんなすごいと思ってるよね」

そんな空気に、率直に言って私は「なんなの?!」と冷めた目で見てしまうのです。
野球に興味がない私にとって、その一色に染まった景色は、何とも言えない違和感でした。

私は長年、日本語教師として、本当に様々な文化的背景や価値観を持つ人たちと向き合ってきました。
ある国では英雄とされる人物が、別の人にとっては全くの無名だったり、ある人にとっての「感動」が、隣の人には全く響かなかったり。

以前、日本中が「東京オリンピック」で沸いていたとき、日本を愛する学生にその話題を振ったことがあります。すると彼は「一度も観たことがないし、関心がない」と言いました。

そんな色彩豊かな環境に身を置いてきた私にとって、一つの価値観だけで塗りつぶされた世界は、どこか不自然に映るのです。

世の中が「これが正解」「これが素晴らしい」と持ち上げるロールモデル。
でも、その光が強すぎると、そこから少し外れた場所にいる人の「自分らしい歩み」が見えなくなってしまいます。

誰もが同じ熱狂の中にいなくていい。
むしろ、その「なんなの?!」という小さな違和感こそが、あなたが自分自身の価値観をしっかり持っている証拠ではないでしょうか。

私は、世の中の大きな声にかき消されそうな、あなたの「小さな本音」を静かに聴ける場所でありたいと思っています。

まとまらない気持ちのままで、大丈夫です。
あなたらしい道を探すお手伝いをさせていただけたら、とても嬉しく思います。
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