「凶」が出たから、彼と別れようと思いました

「凶」が出たから、彼と別れようと思いました

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占い

占い師の私が「おみくじの結果だけで人生を決めないで」と伝えた話


これは、実際に受けたご相談をもとに、人物や時期、出来事の細部を一部再構成したお話です。

ある女性から、結婚も考えている彼について相談を受けたことがあります。

二人はしばらく、仕事や資格試験の勉強などが重なって、思うように会えない時期が続いていました。

そんな中、彼が出来心から出会い系サイトを利用し、そこで知り合った女性と一度だけ会ってしまったことが発覚しました。

その女性と付き合ったわけでも、その後に関係が続いたわけでもありません。

けれど、結婚まで考えていた相手です。

彼女が傷ついたのは当然でした。

「この人を、このまま信じていいのだろうか」

「それとも、別れた方がいいのだろうか」

彼女は迷いました。

答えを求めて神社へ


彼と別れるべきなのか、それとも関係を続けるべきなのか。

迷った彼女は、その答えを求めて神社へ参拝しました。

そして、彼との今後を思いながら、おみくじを引きました。

出たのは、

「凶」

でした。

迷っているときに見る「凶」という一文字は、思っている以上に重く感じるものです。
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彼女は、

「おみくじで凶が出たので、この人とは別れるべき」

と考え、彼との関係を終わらせることを決心したのでした。

そんな状態で、私のところへ相談に来られたのです。

「でも、本当は彼のことが好きなんでしょう?」


お話を伺いながら彼女の様子を見ていると、私はすぐに感じるものがありました。

そこで、彼女に聞きました。

「でも、本当は彼のことが好きなんでしょう?」

彼女は少し黙り、それから涙を流しました。

やはり、彼のことが好きだったのです。

彼を嫌いになったから、別れようとしているのではありませんでした。

彼の行動に傷つき、さらにおみくじで「凶」が出たことで、

「好きだけれど、別れた方がいいのだろう」

と、自分に言い聞かせるように決心していたのです。

私は彼女に、こう伝えました。

「おみくじや占いなんかで、自分の人生を決めちゃダメ。彼と直接話してみて。自分の眼(まなこ)で彼を見て、それで別れるかどうか判断すべき」

彼を許しなさい、と言ったわけではありません。

別れない方がいい、と言ったのでもありません。

彼がなぜそんなことをしたのか。

今、そのことをどう考えているのか。

そして、これから二人の関係をどうしたいのか。

まずは彼本人と話して、その言葉を聞き、態度を見る。

そのうえで、

「やはり、この人とは無理だ」

と思えば、別れるという決断もあるでしょう。

反対に、

「もう一度、この人と向き合ってみたい」

と思うかもしれません。

大切なのは、おみくじや占いに決めてもらうのではなく、自分自身が彼と向き合ったうえで決めること。

私は、そう考えています。

吉方位旅行も一つのきっかけに


その日の鑑定では、九星気学から彼女の運の流れも見て、恋愛や結婚運を意識した「吉方位旅行」も提案しました。
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吉方位旅行とは、その人にとって良い時期と方位を見て、実際にその方向へ出かける方法です。

もちろん、吉方位へ行けば恋愛が必ずうまくいく、というものではありません。

ただ、悩みの中にいると、同じことを何度も考えてしまいます。

そんなとき、良い時期を選び、実際に場所を変え、動いてみる。

それが気持ちを切り替えたり、次の一歩を踏み出したりするきっかけになることがあります。

私は吉方位も、そんなふうに人生に取り入れていただければと思っています。

占いは、あくまで参考


その後、彼女は直接、彼と会い、きちんと話をしました。

なぜあのような行動をしたのか。
彼は今、二人の関係をどう考えているのか。

彼女は彼の言葉を聞き、態度を見たうえで、最後は自分で判断しました。

あの日、私が彼女に伝えたかったのは、

「おみくじで『凶』が出たから別れる」と決めるのではなく、また、占いで「別れるべきか、別れないべきか」という人生の結論まで決めるのではなく、まず現実の彼と向き合い、自分の眼(まなこ)で彼を見て、自分で判断してほしい。

ということでした。

では、何のために占いをするのか。

私は、そこも大切だと思っています。

占いによって、自分では気づかなかった気持ちに気づいたり、今置かれている状況を整理したり、これからの運の流れや動く時期を考えたりすることはできます。

迷っているときに、違う角度から自分の人生を見直すための材料にもなります。

でも、

占いは、あくまで参考です。

「占いでこう出たから、こうしなければならない」

ではなく、

占いで得たものも一つの判断材料にしながら、現実を見て、人と話して、自分で考える。

そして最後のディシジョンメイキングは、自分でする。

占いに人生を決めてもらうのではなく、自分で人生を決めるために占いを使う。

私は、そんな鑑定を大切にしています。

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