教員が嫌いだったわけじゃない。それでも私が10年で退職した理由

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コラム

私は3年前、10年間勤めた公立中学校の教員を退職しました。

現在はフリーランスとして、コーチングや営業、人材関連の仕事など、複数の仕事をしながら生活しています。
ありがたいことに、独立後は月収50万円を達成することもできました。

こう書くと、「教員という仕事が嫌だったんだろうな」と思われるかもしれません。

でも、実はそうではありません。

私は教員という仕事が嫌いだったわけではないんです。
もちろん、大変なことはたくさんありました。
授業の準備、生徒指導、保護者対応、部活動。やるべきことは次から次へと出てきますし、自分の時間を思うように確保できないこともありました。

それでも、生徒たちと過ごす時間は楽しかったですし、10年間の教員生活で得た経験は、今でも私の大切な財産です。

では、なぜ辞めたのか。

それは、ずっと心のどこかにあった、一つの疑問を確かめてみたかったからです。

「もし、教員として働いているのと同じだけの時間を、別の仕事に使ったらどうなるんだろう?」

もしかしたら、今よりもっと稼げるのかもしれない。
もしかしたら、もっと自由に使える時間が増えるのかもしれない。
もしかしたら、自分でも知らなかった得意なことが見つかるのかもしれない。

教員として働いている方なら、一度くらい、そんなことを考えた経験があるのではないでしょうか。

私もその一人でした。

ただ、私の場合は、その「もしかしたら」を実際に試してみることにしたんです。

もちろん、教員を辞めれば必ず収入が増えるわけでも、自由な時間が手に入るわけでもありません。
フリーランスにはフリーランスの大変さがあります。
毎月決まった給与が振り込まれるわけではありませんし、仕事を探すのも、スケジュールを管理するのも、すべて自分自身です。

それでも、実際に学校の外に出てみて、初めて分かったことがたくさんありました。
例えば、教員として当たり前にやっていたことが、別の仕事では立派なスキルとして評価されること。
そして、働く時間や場所、仕事の組み合わせ方には、自分が思っていた以上に多くの選択肢があること。

一方で、教員という仕事がどれほど安定していて、恵まれている部分もあったのか、改めて実感することもありました。

私は今の働き方を気に入っています。
でも、だからといって、すべての先生に退職や独立をおすすめしたいわけではありません。
教員を続けることも、転職することも、フリーランスになることも、それぞれに良さがあると思っています。

大切なのは、自分がどんな生活を送りたいのか、何を優先したいのかを考えたうえで、選択することではないでしょうか。

私にとっての退職は、教員という仕事から逃げるためのものではありませんでした。

「もし別の働き方を選んだら、自分の人生はどう変わるんだろう?」

その疑問に、自分自身で答えを出してみたかった。それだけだったのだと思います。

このブログでは、元教員として、そして現在はフリーランスとして働く一人の人間として、退職前に考えていたことや、独立後の仕事・収入・生活のリアルを少しずつお伝えしていきたいと思います。

今の働き方に疑問を感じている先生や、教員以外の世界を少し覗いてみたい先生にとって、何かの参考になれば嬉しいです。
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